ecパッケージ徹底比較

 2017.08.16  株式会社システムインテグレータ

企業が自社ECサイトを構築する際にはECパッケージをベースに検討することがほとんどです。世の中には数多くのECパッケージが存在しており、その企業の要件や将来に渡る成功のためにはECパッケージの選定が重要になります。なぜならECパッケージの選定次第で企業のEC事業における明暗を分けるといっても過言ではないからです。

しかし、いざECパッケージの検討段階になると「一体どの製品を選べば良いの?」と、頭を抱える担当者も少なくありません。

確かにECパッケージは多様な製品が存在し、各製品それぞれに異なった特徴があるので、それを把握すること自体難しく、選定には時間がかかります。

そこで今回は、そうした手間を少しでも短縮していただくために、主要ECパッケージ製品を6社比較していきたいと思います。

ecサイト構築の方法とそれぞれのメリット、デメリット」では構築の方法に関して詳しくご紹介していますのであわせてご確認ください。

主要ECパッケージ製品比較

SI Web Shopping

株式会社システムインテグレータが提供する大規模ECサイト向けのECパッケージ製品です。B2B-ECサイト、B2C-ECサイト、モール型、店舗型など柔軟に対応可能で、事業に合わせたECサイトを構築することができます。

1,100社の導入実績では業種・業態を選ばない大手企業からの採用実績が豊富で、そこから得た知見やノウハウをテンプレートとして提供しています。

パッケージ型製品ですが、柔軟なカスタマイズ性が特徴で複雑な要件に対応することが出来ること、ソースを公開しているのでブラックボックスにならず自社内製化が可能といった特徴があります。

ライセンスは、“サイトライセンス型”で、サーバ台数にライセンス料金が依存しないため、ビジネスの拡大に伴いサーバ台数が増えてもライセンスコストは増加しません。ECパッケージのライセンスコストが利益を阻害することなく、継続したEC事業の拡大が望めます。AWSにも対応しています。

≪こんな企業におすすめ≫

  • 大規模ECサイトを構築したいがライセンスコストが気になる
  • 柔軟なカスタマイズが可能なECパッケージを導入したい
  • 将来的に内製化したい(ソースコードが公開されています)
  • サポートが充実したものを選びたい
  • 外部サービスとの連携が豊富なECパッケージを導入したい(ERPやプロジェクト管理ツールなど)
  • 最新のマーケティング技術をいち早く取り入れたい
  • オムニチャネルを実践したい

https://products.sint.co.jp/siws

 

COMPANY-EC

株式会社ワークスアプリケーションズが提供する大規模ECサイト向けのECパッケージ製品です。ECパッケージとしての基本機能から、業界特有の機能まですべてを備えるという設計思想のもと、追加開発が不要な製品として知られています。

すでに様々な業界特有のECサイト機能を備えているので、柔軟性が高く、追加開発が発生しないというのが大きな特徴です。裏を返せば汎用的な機能については追加コストをかけず追加が出来る反面、自社独自の要件を自社ビジネスの都合に合わせた形で実装することが難しく、選定時は注意が必要です。

≪こんな企業におすすめ≫

  • オールインワンパッケージを導入したい
  • 多機能にこだわりたい

http://company-ec.worksap.co.jp/

 

コマース21

株式会社コマースニジュウイチ社が提供する大規模ECサイト向けのECパッケージ製品です。EC関連ソリューションの連携やオリジナル機能の構築など、柔軟に対応可能なプラットフォームを提供していることが特徴です。安定稼働や自由度を求める企業におすすめです。

EC消費者意識調査

≪こんな企業におすすめ≫

  • 自由度を求めたい
  • 高負荷・大容量に対応したい
  • 大規模ECサイトを構築したい

http://www.commerce21.co.jp/service/

 

ebisumart(エビスマート)

株式会社インターファクトリーが提供する小・中規模ECサイト向けのECパッケージ製品です。ebisumart(エビスマート)はクラウドで提供されているということもあり、導入コストを削減しつつ、短期導入が可能な製品です。

クラウド型でありながらカスタマイズに対応出来ることが特徴です。

料金形態がアクセス数によって変動する従量課金プラン、毎月固定の固定課金プラン、売上に対して一定の料率を支払うレベニューシェアプランが用意されています。

処理能力としては、1分間の最大処理可能件数647件、1分間の最大アクセス数5万アクセスとなっています。

≪こんな企業におすすめ≫

  • 小・中規模ECサイトを構築したい
  • 多様なAPI連携を行いたい
  • インフラを持ちたくない

https://www.ebisumart.com/

 

EC Direct

ペタビット株式会社が提供する小規模ECサイト向けのECパッケージ製品です。小規模ECサイト向けでありながら、パーソナライズ機能や複数チャネル顧客情報管理など、ECサイトに欲しい機能が揃っています。

この他、B2B・B2C併用ECサイトの構築や、レスポンシブデザイン対応の機能なども備わっていて、多種多様なECサイト構築に対応できます。

≪こんな企業におすすめ≫

  • 小規模ECサイトを構築したい
  • 導入コストを抑えたい

http://ecdirect.petabit.co.jp/index.html

 

Orange EC(2017年10月に名称変更)

Orange ECはオープンソースのため、ベンダーロックインのリスクがありません。自社開発、外部開発を含め自由にカスタマイズできる拡張性が特長です。

≪こんな企業におすすめ≫

  • 中規模~大規模ECサイトを構築したい
  • EC-CUBEを導入したいが技術がない

http://ec-orange.jp/

※記載内容変更(2018.02.05)

 

ecbeing

株式会社ecbeingが提供する中・大規模ECサイト向けのECパッケージ製品です。特徴は初期構築後、ECサイト運営コンサルティングをワンストップで提供している点です。食品やファッション業界などのECサイト構築が特に強く、ノウハウのあるECサイト構築が期待できます。

ECサイト運営にまわす社内リソースがないという企業では、マーケティング支援サービスなども活用できます。

≪こんな企業におすすめ≫

  • 大規模ECサイトを構築したい
  • 導入後の運営コンサルティングを利用したい

https://www.ecbeing.net/

 

ECパッケージの正しい選び方

上記で紹介したECパッケージ6製品の中で、どれが最も優れているということはありません。大切なのは、構築したいECサイトの特徴や、予算編成、構築期間、サイトコンセプトなどを総合的観点から考え、最適なECパッケージを選ぶことです。

サイトコンセプトなどは社内で策定するとして、ここではECパッケージの正しい選び方、自社に最適なECパッケージを選ぶための基準を紹介します。

1.導入実績

導入実績がすべてではありませんが、少なくとも一つの指標として評価することができます。自社のECサイト要件に類似した導入実績があるほど、ピッタリなECパッケージだと判断できます。

2.担当者

窓口担当者が営業の場合、技術的に質問にすぐ回答できない場合があります。従って、エンジニアか、それに近しい知識を有した窓口担当者に注目しましょう。

3.プロジェクトマネジャーや開発の進め方

例えベースとなるパッケージがどれだけ優れていても、プロジェクトを統括するプロジェクトマネジャーの経験が浅いとプロジェクトが頓挫してしまうリスクがあります。

そのパッケージベンダーはどのような手法で開発を進めプロジェクトを成功に進める方針なのかを確認しましょう。

4.長期目線でのコスト

ECパッケージは導入コストよりも、ランニングコストの方が最終的に多くなります。従って、ランニングコストを含めた比較が大切です。

5.不要な機能はないか

ECサイト要件に沿って必要な機能を備えてなければなりませんが、それ以上の機能は不要だと切り捨てましょう。機能過多になると却ってシステムが複雑化し、カスタマイズ生産性が低いものとなってしまい、追加開発コストおよびメンテナンスのコストが高くなってしまいます。

6.セキュリティの担保

昨今ECサイトを狙ったサイバー攻撃が深刻化しており、特に大規模ECサイトは狙われやすい傾向にあります。ECパッケージのセキュリティ要件を確認し、セキュリティが担保されている製品を選びましょう。 [RELATED_POSTS]

まとめ

ECサイト構築・運営の成否は、導入するECパッケージによると言っても過言ではありません。自社にとって最適な製品を導入できなければ、EC事業が失敗してしまう可能性が高まります。従って構築するECサイトに応じて、最適なECパッケージを導入するよう心がけてください。今回紹介したECパッケージ製品とその特徴を参考に、皆さんにとって最適なECパッケージを導入していただければ幸いです。

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