データベースを利用したシステム開発や運用の現場では、テストをするためのデータベース環境が本番環境とは別に用意されていることがあると思います。
複数のテスト環境や、本番環境とテスト環境へ同時に接続していると、「あれ?この接続している先、テスト環境だっけ?本番環境だっけ?」といった混乱を経験したことがあるのではないでしょうか。
そんな混乱は、SI Object Browser for Oracle Ver.14の新機能「接続毎に画面の一部の色を変更する」で解消してしまいましょう。
接続色変更
接続先の色を指定する
SI Object Browser for Oracle Ver.14では、ログオン時に色を指定することができます。
ログオン画面 – 通常表示
識別色は、以下のように数個のデフォルト色をプリセットしています。自分好みの色にカスタムすることも可能です。
ログオン画面 – 識別色指定
接続先を色で判断する
ログオン時に指定した色は、画面の特定箇所に適用されますので、この情報をもって接続先の判断をすることができます。指定された背景色に応じて、文字色も自動で変更を行います。
この例では、取り扱いを注意するべき本番環境を赤、テスト環境を緑で分けました。
接続先ごとに色分けをした画面
複数の接続先を切り替えることができるコントロールは、接続文字列の背景に色を配色します。テスト環境でクエリを実行する場合には、緑を選択しておけばよいことになります。
データベース接続先の配色
いかがでしたでしょうか。
配色を変えるだけで、思わぬ作業ミスを回避することが可能になると考えています。
ぜひ、ご活用ください!
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