【識別色機能やコメント表示に対応】SI Object Browser for SQL Server 25 & Postgres 24.1の新機能

2025.02.20 株式会社システムインテグレータ

2025年2月18日に「SI Object Browser for SQL Server 25」2025年2月20日に「SI Object Browser for Postgres 24.1」を一挙にリリースいたしました！

いずれも大幅に機能改善を行いましたので、画面入りで詳しくご紹介いたします。

画面はSI Object Browser for SQL Server 25のものとなりますが、SI Object Browser for Postgres　24.1でも同様に機能を追加しています（画面のUIも同じです。）

接続の識別色対応

接続（セッション）ごとに識別色を設定できる機能を追加しました。ログイン画面にて、「識別色」の設定が追加されていますので、任意に色を選択して接続します。

画面1．ログイン画面

すると接続後の画面で設定した色が反映されます。画面２はオブジェクトリストの例ですが、オブジェクトリストの場合はコンボボックスや検索バー、タブバーなどに色がついています。また、画面２では2つのセッションで同時接続していますが、そのような場合もタブの色でどちらのセッションの画面であるかが一目で区別できるようになっています。

画面２．オブジェクトリスト

ログイン画面では、「コメント」の設定も追加されています。コメントを入力して「接続リストに登録する」をONにすることで上部の接続リストに設定した色、コメントがセットで登録されるようになります。

画面３．ログイン画面（接続リスト登録後）

例えば本番環境と開発環境で色やコメントを分けておくことで、「開発環境のつもりでデータを修正したら本番環境だった…」等のミスを防止することなどに役立てることができます。

テーブル画面の強化

データタブにあるアイコンをクリックすると列名が列コメントで設定された文字列に変更される機能を追加しました。例えばコメントにカラムの日本語名を設定している場合は、即座に英語→日本語が切り替えできます。

画面４．テーブル画面（データタブ）

また、データタブ上で主キー列については黄色く表示するようにしました。画面３の例では「emp_code（社員コード）」の列が黄色くなっています。このように、他の画面を確認することなくデータタブ上ですぐに主キーの列が確認できます。また、Excel出力ボタンに加え、CSV出力ボタンも追加しました。データタブ左にあるアイコンよりCSVに出力が可能です！

スクリプト実行画面の改善

また、スクリプト実行画面にて各スクリプトファイルのプレビュー表示を可能としました。また、実行中の進捗ダイアログを詳細に見れるように改善しました。複数ファイルを対象にして実行した場合に何ファイル文が実行しているかや、現在実行しているファイルがダイアログ上でわかるようになっています。

さらに、実行処理の速度も向上いたしました。INSERT文10000件の速度を比較した場合、従来バージョン30秒程度だったものが2秒程度で実行できます。

画面５．スクリプト実行画面

サブスクリプションライセンスの販売開始

また、SI Object Browser for SQL Server/ SI Object Browser for Postgresの「サブスクリプションライセンス」も同時に販売開始しました。

サブスクリプションライセンスは従来のクライアントライセンスよりも初期費用が安い他、インストール場所問わず利用可能、保守サービスやメジャーバージョンアップも無償など、従来よりお得なライセンスとなっています。

サブスクリプションライセンスと従来のライセンスとの違いについては、以下のページをご欄ください。
https://products.sint.co.jp/ober/price/download

「SI Object Browser for Postgres」は株式会社アシスト様より購入可能です。価格などの詳細についてもアシスト様にお問い合わせください。

以上がSI Object Browser for SQL Server 25、SI Object Browser for SQL Server 24.1の新機能のご紹介でした。今回はこちら２つのバージョン共通の新機能をご紹介しましたが、その他にも、SI Object Browser for SQL Server 25独自の新機能として「DB負荷テスト機能」等を追加しております。詳細は以下のプログラム修正履歴をご覧ください。
https://products.sint.co.jp/siob/support/history

今後もSI Object Browser for OracleやSI Object Browser for MySQLも含め、シリーズ全般的に定期的に機能強化して参る予定です。ぜひどちらのデータベースでもご利用いただければ幸いです。