コラム

~デジタル革命”戦国”時代~を勝ち抜くための人材採用

  • 2018.05.07
  • 株式会社システムインテグレータ
~デジタル革命”戦国”時代~を勝ち抜くための人材採用

株式会社システムインテグレータ 製品企画室 担当マネージャー 羽田裕彦

まったなしのデジタル革命

最近よく聞く言葉である「デジタル革命」。当初この用語が使われるようになった時、私個人的にはデジタルという言葉がある意味古く感じ、正直何を今さら?という感覚を持っていました。 

そんな私ですが、今やスマホで情報をあさり、TVの代わりにYouTubeで動画を見て、Facebookで情報をやりとりし、Amazonでモノを買い、iTunesで楽曲を購入するなど、まさにデジタル革命の恩恵をたっぷりと受けておる次第であります。

そして、私のように買う側である個人のライフスタイルが変化するにともない、売る側である企業側も変化しつつあります。ご承知の通りAmazonでモノを買う人が増えれば、小売店に行く人は減り、YouTubeで動画を見る人が増えればTVを見る人も買う人も減り、iTunesで楽曲を購入する人が増えればレコード屋さんに行く人が減る、ということになるわけです。

さらには、金融系では「Fin Tech」、教育系では「Ed TECH」、人材系では「HR Tech」等の文脈でデジタル化が語られるようになってきました。そして、流行りのAIIoTも含め、業界問わずすべてのビジネスが「テクノロジー」とは切り離せない局面を迎えており、この状況はまさに、~デジタル革命戦国時代~とも言えるのではないでしょうか?

デジタル革命を支えるIT人材が不足?

デジタル化が激しい昨今、業界問わず経営戦略や事業戦略を迅速かつ的確に具現化できるエンジニアのニーズが年々高まっているようです。 

経営者側からすれば、そんな時代に対応すべく「いざ採用!」と行きたいところですが、ご承知の通り慢性的な人手不足もあり、なかなか求める人材採用にいたらないという現実があります。

経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(2016/6/10)」によりますと、将来的にはさらに人手不足が続くとの見通しです。

「マクロな規模でのIT人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在の人材数は約90万人、不足数は約17万人と推計された。今後2019年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足数が拡大する。

・情報セキュリティ人材は、現在約28万人、不足数は約13万人であるが、2020年には不足数が20万人弱に拡大。

・先端IT人材は、現在約9.7万人、不足数は約1.5万人であるが、2020年には不足数が4.8万人に拡大。」

IT人材の需給に関する推計結果の概要~

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出典:経済産業省ウェブサイト 
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.html

また、ユーザ企業や同業他社へインタビューをしてみると、Tech系企業(含スタートアップ系)や、デジタル化を推進する一般ユーザ企業においては、「実際にプログラムを書けるだけでなく、経営者の思いや市場の動向を踏まえてビジネスを理解し、論理的にシステムに落とし込めるエンジニアが求められている傾向が強いように感じます。

従来までの「XXという言語ができます。XXというシステムで設計書を書いてました」というシステム関連スキルだけではなく、経営戦略やマーケティングを理解したうえでビジネスを整理し、システム設計&構築ができるビジネスもシステムも理解できるIT人材が求められている傾向にあるようです。


IT人材の採用現場では

現時点では転職エージェント経由の人材採用が多いようです。しかし、転職エージェント経由ですと採用決定後に当該年収の何割かキックバックで支払う必要があり、採用人数が増えると採用人数分のコストが発生します。 

さらに人材の流動化も激しいため、せっかく採用したのにすぐに退職してしまうなど、採用コストが無駄になることもシバシバ見られるようです。 

そんな中、最近は社員に人材を紹介・推薦してもらう「リファラル採用(縁故採用)」も多いようです。身内の紹介となるため、志願者のスキルもある程度見極めた上での面接&評価を行うことができ、さらにエージェントへの支払コストも削減できるメリットがあります。 

転職エージェント経由の採用もリファラル採用もそれぞれ長所短所があるものの、なかなか悩ましいことがあるのも事実です。それはIT人材のスキルの明確化です。 

現時点では人手不足であるがゆえに、採用形態問わず「履歴書&職歴書と数回の面接」で採用してしまうことも多く、結果的に企業が求めるスキルと乖離した人材を採用してしまうこともままあるようです。

IT人材のスキルの明確化が肝!

効率的に採用を進めるためにも、エンジニアのスキルを明確に見極めて、採用時における相互の認識齟齬を回避していくことが必要と考えます。

昨今、一部の企業では、志願者が開発したソフトウェアやWEBサービスや、競技プログラミングコンテストでの成績等を採用要件とする企業もあるようです。こういった取り組みにより、論理的に考えた上で具体的にシステムやプログラムに落とし込めるIT人材の見極めを行えるようになるものと想定します。

慢性的なIT人材不足の時代であるからこそ、「履歴書&職歴書と数回の面接」という従来型の採用方式だけではなく、エンジニアの実力を効率的に測ることが重要だと考えます。

手前味噌とはなりますが、弊社のサービス「TOPSIC」では、エンジニアのプログラミングスキルの判定を簡単に行うことができます。とりわけ、デジタル革命時代に必要な論理的にモノゴトをとらえてプログラムに落とし込むアルゴリズムを把握することができます。

こういった新たな仕組みをご利用いただき、効率的に優秀な人材を採用していくことが、~デジタル革命戦国時代~を勝ち抜くために重要であるといえるのではないでしょうか?