SI Object Browser for Oracle 21 新機能紹介

 2021.03.12  株式会社システムインテグレータ

SI Object Browser for Oracle(以下、OB)の最新バージョンとして、「SI Object Browser for Oracle 21」を2/15にリリースしました。これまで要望の多かった機能のうち、以下の対応を行っております。
 ・TNS_ADMIN環境変数に対応
 ・テーブル定義画面に主キー設定機能を追加
 ・ロック情報画面にセッション切断機能を追加
今回は上記の対応について詳しく見ていくとともに、活用法についても紹介していきます。

TNS_ADMIN環境変数に対応

OBはOracle Databaseへ接続する際に、自動的に「tnsnames.ora」などの設定ファイルを読み込みます。
これまでは、設定ファイルを読み込むディレクトリとして、オプションとして指定されたディレクトリか、OBが自動で判別したディレクトリとなっていました。
最新バージョンでは、これに加えOBのインストール端末に「TNS_ADMIN」環境変数が指定されていた場合、そのディレクトリを読み込むことができるようになりました。

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設定ファイルを読み込むディレクトリ

これにより、OSユーザー毎に異なる「TNS_ADMIN」環境変数が設定されていた場合など、柔軟な接続設定の管理を行うことが可能となりました。
例えば、テスト環境用と本番環境用で接続できるOSユーザーを制限している場合などは、それぞれのOSユーザー毎に異なる「TNS_ADMIN」環境変数を設定することで、接続を制限することもできます。
なお、設定ファイルを読み込む優先順位は以下の通りです。
 1. オプションとして指定されたディレクトリ
 2. TNS_ADMIN環境変数で指定したディレクトリ
 3. OBが判別したディレクトリ

テーブル定義画面に主キー設定機能を追加

テーブル定義画面にて、チェックボックスにより簡単に主キー制約を設定することが可能となりました。

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テーブル定義画面における主キー設定機能

これまでのバージョンで主キー制約を作成したい場合、別途制約定義画面から作成しなければいけませんでしたが、最新バージョンではテーブル作成と同時に主キー制約を作成することができます。
これにより、テーブルの作成と制約の作成にかかるステップ数が削減され、さらなる作業効率化につながります。

また、この機能を活用する場面は、テーブル作成時だけではありません。
主キー制約が設定されているカラムを、素早く、直感的に判断することが可能となったため、テーブル定義と主キーを確認する時間も短くなります。

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テーブルと主キー制約を一緒に作成・管理

ロック情報画面にセッション切断機能を追加

ロック情報画面でも対象のセッションを切断することが可能となりました。

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ロック情報画面のセッション切断

データベースの運用をしていると、ロックしているセッションを確認する作業が発生することがあります。
例えば、複数テーブルが相互にロックがかかることでシステムが停止してしまう「デッドロック」が発生していると認められた場合、対象のセッションを切断する必要が出てきます。
従来のバージョンでは、別途セッション画面で切断を行う必要がありましたが、最新バージョンではロック情報画面を参照したまま、セッションを切断することができるようになりました。

まとめ

いかがでしたか?
今回はSI Object Browser for Oracle 21で追加した新機能について紹介しました。
大きな仕様変更などはありませんが、作業効率化につながる細かな機能を追加しています。
OBは、今後もご利用いただく方の作業効率化を目指し、有効な新機能を実装してまいります。
ご購入がまだの方は、ぜひトライアル版からお試しいただき、データベース管理の効率化を体験してみてください。


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