今回は凝ったデータを入れる方法をご紹介します。
(前回は「データ生成とは何ぞ?」という入門編の内容でした。)
こんにちは。OBトコ管理人です。
前回から引き続き、【データ生成ツール】に関する記事になります。
まず、列値設定は大きく分けて8つあります。
・未指定 :NULLがセットされます
・連番 :間隔等を設定して連番をセットします。
・乱数値 :指定範囲内のランダム値をセットします。
・固定値 :固定文字列や副問合せをセットできます。
・選択値 :1 2 3 4 と設定した場合、指定値がランダムでセットされます。
・テンプレート :指定されたテキストファイルからランダムで値を割り振ります。
・親テーブル値 :(次回、紹介します)
・リンクテーブル値:(次回、紹介します)
今回はその中で抑えておきたい所を抜粋して説明していきます。
列値の設定方法
「固定値」で関数を利用
「固定値」は色々と応用が利く設定値です。下記のように関数の呼び出し等も出来てしまいます。
接頭句付き連番文字列
「連番(文字)」にて下記のように設定します。
↓上記設定でのデータ値
HX00000100
HX00000101
HX00000102
テンプレートで名前データ作成
テンプレートを選択し、苗字と名前をセット。さらに区切り文字に全角スペースをセットします。
(似たような設定で住所も生成できます)
↓上記設定でのデータ値
水谷 和歌子
奥村 法子
前原 里桜
古市 貴大
オリジナルのテンプレート作成と利用
テキストファイルを開き、データを登録。「飲み物.txt」でファイルを保存します。
そして、そのファイルを”C:\ProgramData\OB13\datagen”に格納し、
OBのデータ生成画面を開くとオリジナルデータの「飲み物」が選択可能になります。
選択値では数が多くて面倒くさいという場合はこの方法が有効です。
いかがでしたでしょうか。
「kjksajfaoikalfpald」「のたこきうぇ」といった
得体の知れない乱数値データだけではなく、それっぽいデータもしっかり作成が可能です。
次回は外部キー対策とか<データ生成のリレーション対応>について見ていきます。
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