PG BATTLE 2020 「高校、中学、小学校の部」注目高校インタビュー

 2020.12.21  株式会社システムインテグレータ

PG BATTLEは、2018年からスタートして今年で3年目。PG BATTLE 2020も盛況のうちに終わりました。

今回は、そんなPG BATTLEの高校、中学、小学校の部に3年連続で出場してくださっている静岡県立島田工業高等学校コンピュータ部の皆様にインタビューをご依頼しました。話をうかがって分かったのですが、部員全員で全9チームを組んで出場してくださったそうです!(9チーム出場は全中学高校の中で最多!)

記事内には、高校のことや部活動、PG BATTLEへ向けた取り組み、参加した感想などの内容が盛りだくさんです。ぜひご覧ください!

静岡県立島田工業高等学校 コンピュータ部のご紹介

PG BATTLE 2020 「高校、中学、小学校の部」注目高校インタビュー 1

<今回インタビューさせて頂いた皆様>

先生・コンピュータ部顧問:西谷先生
2年生:杉浦さん(部長)、楠さん(副部長)、小倉さん
1年生:杉山さん、中山さん、孕石さん

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インタビュー:学校の魅力

まず初めに、皆さんから見た学校の魅力を教えていただけますか?

(小倉)僕たちからみた島田工業高等学校の教育の魅力の1つは、挨拶など、社会に出た時に必要となる礼儀などが身に付けられるところだと思います。
(記者)特別な教育や習慣などがあるんですか?
(
小倉)挨拶については先生方からの日々の指導として、普段からちゃんとしようことを言われてます。
(記者)例えば授業についてはどうですか?この授業が一番好きとか、面白いなどあったりしますか?
(小倉)僕は情報電子科に所属しており、専門教科だとプログラミング技術、システム技術、ハードウェア技術などは、普通高校にはない教科でもあり、自分が楽しいなと思える教科です。
(記者)好きなことをできるのは良いですね。例えば、自分が知りたいことを自由に調べられるとか、学べる環境なんですか?
(小倉)そうだと思います。設備はすごく整っているので、自分たちで取りたい資格とか、調べ
たいことがあれば、休み時間など授業以外の時間を使って取り組むことができます。

インタビュー:コンピュータ部の活動

コンピュータ部のメンバー・活動内容などについて教えて下さい。

(杉浦)私達コンピュータ部の部員は1年生が16人、2年生が9人で、平日の月曜から金曜まで活動しています。活動内容は、基本的にはC言語をTechFULというサービスを使って練習したり、ワードやエクセルの検定試験が近いときには、学習する時間を取ったりしています。
(記者)ということは、部員25名のほとんどがPG BATTLEに参加くださったんですね!?
(杉浦)そうですね。全員で参加するように!という方針でやっているので。
(記者)すごい!!ありがとうございます!

PG BATTLE以外のコンテストは何か出られてますか。

(杉浦)PG BATTLE以外だと、SupercomputingContest、パソコン甲子園、日本情報オリンピック(JOI)などです。
(記者)それらの大会も部員みんなで出られているんですね?
(杉浦)そうですね。部員全員で出場しますし、大会に向けて練習しています。

コンピュータ部の文化祭などの学校行事での活動について教えてください。

(楠)文化祭では、1年生と2年生がアプリゲームを作り、3年生はPCゲームを作って、作ったゲームを文化祭で来た人たちにプレイしてもらっています。
(記者)面白そうですね!
(楠)来年は3年生になるので、面白いゲームを作りたいなと思っています。
(記者)今からどんなゲームにしたいかを皆で話し合って、決めるんですか?
(楠)ゲームは、1人1人個人で作っていくんです。
(記者)1人ずつで作るんですか!すごい!

部活動をやっていて、楽しい瞬間ってどんなときですか。 

(小倉)プログラミングで分からないことがあったときに友達に聞いて解決できたときや、起業家育成講座というイベントがあって、そこで新しいアイデア出すときなどが楽しいです。
(先生)起業家育成講座というのは、民間企業の人たちが、高校生を育てるために行っている講座で、新しいものをつくり起業していくプロセスを、学生がアイデアを出し合って進める取り組みです。他の高校の同じような部活動の人たちとも協力してグループで、売れるものやアイデアを出し合っています。
(小倉)具体的には、「誰に何をどのようにして」ということから、「どうすれば自分たちで考えた新しいアイデアが売れていくのか」などについて考えました。
(記者)特にこれは面白かったな、上手くいったなという経験はありましたか?
(小倉)起業家育成講座では、コンピュータ部の1年生と2年生が各々でアイデアを出して、その後に民間企業の方たちに審査という形で見てもらいました。そこで学校内で1位になれたのが、うれしかったです!
(記者)それはすごいですね!おめでとうございます!

1年生の皆さんが部活動のなかで楽しい瞬間はどんなときですか。

(杉山)私はプログラミングの大会に出て、ぎりぎり解けないくらいの問題を解いているときが一番楽しかったです。
(孕石)プログラミングがすごく苦手なんですが、難しい問題を友達と一緒に考えて解けたときに、すごく達成感があります!
(中山)僕は、普段の部活動で友達と協力して問題が解けたときが楽しいです。

インタビュー:PG BATTLE 2020の目標、準備、感想

PG BATTLEに出場するにあたり、目標はありましたか?

(杉浦)賞品が出るということで、チームで賞品が取れたらいいなと思いました!笑
(楠)僕も杉浦君と同じで賞品が欲しかったです!スポンサー賞(飛び賞)を取れるくらいの順位に入りたかったなあと思います。
(小倉)僕は1年生の時に4問中2問目の途中で終わってしまいました。今年はかつおぶしの問題を担当したので、1問正解したいと思って出ました!
(記者)1年の孕石さんと2年の杉浦さんのチームは、スポンサー賞の圏内まであと一歩のところまで善戦したんですね。思ったより点数を取れましたか?それとも悔しい結果でしたか?
(杉浦)かつおぶしの問題を担当して、2問目は解けたんですけど、1問目をミスしてしまって、それは悔しかったですね。
(記者)2問目が解けたのはすごいですね!孕石さんはどうでしたか。
(孕石)ましゅまろの問題を担当したんですが、あまり覚えてないです!(笑)

PG BATTLEに向けた準備は、いつ頃から、どのようにされましたか。

(楠)3週間前くらいからPG BATLEを目標に準備していました。
(記者)どのように取り組まれていましたか?
(楠)過去問を時間内に解いてみて、どんな問題が出るのかなという感覚をつかみました。
(記者)PG BATTLE以外のプログラミングコンテストも含めると、どのように練習されていますか?
(楠)さきほども話に出てきたTechFULやHOJというサイトを使って、問題を解いていました。
(記者)皆さんで今日はこれ解こう、みたいな感じで決めているのでしょうか?
(楠)個人で解きたい問題を解くという進め方です。
(記者)分からなかったら、誰かに聞くというような?
(楠)そうですね!

PG BATTLEに参加した感想、来年に向けた一言をお願いします!

(杉山)私はかつおぶしの問題を担当して、これまで見たことのないような難しい問題ばかりで難しかったんですが、今年は1問目しか解けなくて悔しかったので、来年は2問目も解けるように頑張ります!
(記者)頑張ってください!今年は1問解けたということで、十分すごいと思いますが、感想としてはいかがですか?
(杉山)今年は大会に出る場合に、1問解くのを目指して頑張っていたので、目標を達成できてよかったです。
(孕石)参加してみて、見たことある問題はあったんですけど、プログラムの書き方がまだよく分からなくて、解けない問題が多かったです。来年はもっと勉強して、今年解けなかったものを、ちゃんと解けるように頑張りたいです!
(中山)僕はせんべいの問題を担当したんですが、1問目しか解けなくて悔しかったです。来年は今年よりも多く解けるように努力していきたいと思います。
(記者)ありがとうございます。頑張ってください!
(小倉)今年は、かつおぶしの問題の担当だったので、感想としてはすごく難しかったという一言です!
(記者)3年生になると受験などもあり、部活動の部員としては参加しないのかなと思いますが、余裕があればPG BATTLEへの出場も可能ですか?(笑)
(先生)3年生は(部活としてではなくて)自由参加ですね。
(小倉)時間があれば出てみます!
(記者)ぜひ出場してください!
(楠)感想としては、やはり去年同様難しくて、1問も解けませんでした。1年生で1問解けている人もいたので、悔しいなあと思います!
(記者)では来年参加決定ですね!(笑)
(楠)考えてみます!(笑)
(杉浦)僕は1問目が解けなかったんですが、2問目を正解できたので、素直にうれしいと思いました!
(記者)2問目でも相当難しいと思うので、解けたのはすごいです。
(杉浦)練習の成果が出たんだと思います!

インタビュー:卒業後の目標、将来の夢 

卒業後の目標、将来の夢がありましたら教えてください。

(楠)将来の夢はゲームクリエイターです。目指そうと思ったきっかけは、ゲームが好きで、ゲームによってたくさんの楽しさを与えられたので、将来は作る側になって楽しさを与えることができたらいいなと思ったからです!
(記者)高校卒業後、ゲームクリエイターを目指されるんですか?
(楠)専門学校に行ってからなれたらいいなと考えています。
(記者)応援しています!
(杉浦 )僕は具体的に就きたい職業は決まっていませんが、Live2Dなどのジャンルに興味を持ってるので、そういったことを学べる大学へいけたらいいなと考えています。

 さいごに

今回、快くリモートでのインタビューに応じてくださった島田工業高等学校コンピュータ部の皆様、ありがとうございました!生徒の皆様がそれぞれ自分の言葉で一生懸命に質問に回答してくださり、PG BATTLEというオンラインイベントの画面の向こう側で、こんなに素敵な学生の皆さんがいるんだということを改めて実感できる印象的なインタビューでした!

PG BATTLE 高校の部の3年連続最多出場の記録を、ぜひ今後も毎年更新していって欲しいです!来年もご参加お待ちしております!

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