PG BATTLE 2019 「高校、中学、小学の部」優勝チームインタビュー

 2019.12.18  株式会社システムインテグレータ

PG BATTLE 2019 「高校、中学、小学の部」優勝チームである、麻布高等学校『AZB』の皆様にインタビューを行いました!

『AZB』チームにプログラミングをはじめたきっかけやPG BATTLE参加の経緯、将来の目標などについてお話をうかがってきましたので、是非ご覧下さい。

麻布高等学校『AZB』チームのご紹介

PG BATTLE 2019 「高校、中学、小学の部」優勝チームインタビュー 1
(左) 遠藤宏哲氏 (3年生):ましゅまろ担当
(中) 松尾凜太朗氏(1年生):かつおぶし担当
(右) 佐藤龍吾氏 (2年生):せんべい担当

『AZB』チームはPG BATTLE 2019の「高校、中学、小学の部」48チームの中で、見事1位を勝ち取られました。合計点:260点/300点、タイム:111分25秒/270分、という好成績を残されています!

インタビュー本編(敬称略)

PG BATTLE 2019 「高校、中学、小学の部」優勝チームインタビュー 2

プログラミングをはじめたきっかけは?

(佐藤)小さい時からコンピュータが好きで、小学6年生の時にプログラミング入門の動画を見て興味を持ちました。そこでプログラミングの基礎を学び、自分の指示した通りにコンピュータを動かせるという点が面白いと思いました。本格的に始めたのは中学でパソコン同好会に入ってからです。

(松尾)小学4年生の時にMinecraft※1というゲームをしており、ゲーム内で使える計算機を作ったりしていました。その後、中学1年生の時に情報の授業でプログラミングをしたのがきっかけです。パソコンを触っているうちに楽しくなりハマっていきました。

(遠藤)
中学2年生の時に地理の授業でExcelを使った課題があり、そこでプログラミングを始めて、面白いと思いました。

PG BATTLE 2019 「高校、中学、小学の部」優勝チームインタビュー 3

ビッグデータ時代の必須科目 SQLの教科書
教養としてのプログラミング入門BOOK

競技プログラミングをはじめたきっかけは?

(佐藤)中学2年生の12月に開催された情報オリンピックに出場したのですが、あと一歩のところで本選に行けず悔しい思いをしたことをきっかけに、本格的に始めました。

(松尾)
中学3年生でパソコン同好会に入り、その時に競技プログラミングを勧められコンテストに参加したのがきっかけです。

(遠藤)
図書館で本校OBの秋葉拓哉さん著の「プログラミングコンテストチャレンジブック」を見て、アルゴリズムで計算量を減らすことができる点がおもしろいと思ったのをきっかけに、競技プログラミングをしたくてパソコン同好会に入部しました。

PG BATTLE参加とチーム結成の経緯は?

(佐藤)昨年TwitterでPG BATTLEの存在を知り、興味はあったものの出ることができませんでした。今年もあることを知りTwitterでチームを募集したところ、松尾さんが加わってくれました。しかし、エントリー締切りの前日まで残り1人が見つからず困っていたのですが、廊下ですれ違った遠藤さんに声を掛けたところ、二つ返事で引き受けてくれたのでとても助かりました。

PG BATTLEを受けてどうでしたか?

(松尾)フィードバックがないので、1度提出したら終わりなのが特殊だと感じました。他のコンテストは何回か提出ができるのである意味で気軽に解答ができますが、PG BATTLEでは慎重になりました。

(佐藤)
チームの中で僕が唯一点数を落としてしまいました。解けたと信じて十分な見直しをせずに提出してしまったのが原因です。自分の提出したプログラムにバグがあることに気がついて、2人にひたすら謝りました。PG BATTLEでは1人あたりの責任の重みを痛感しました(笑)。

(遠藤)
僕だけ受験前にチュートリアルにある練習問題をしていなくて、提出方法が特殊だったので少し焦りました。受験終了後、自分の提出が正答であったことが分かり安心しました。

優勝と知ってどうでしたか?

(佐藤)結果発表はリアルタイムで見ていました。自分の失点で順位が落ちることにならず、とても安心しました(笑)。

(松尾)
大きな大会で優勝したのは初めてだったこともあり、優勝したと分かって嬉しかったです。

優勝賞金(Amazonギフト券24万円)はどのように使いましたか?

(佐藤)家族に優勝と賞金を伝えたところ「何を買ってくれるの?」と言われました(笑)。でも賞金は、前から欲しかったiPadに使いました。

(松尾)
まだ使っていないですが、タブレットを買いたいと思っています。

(遠藤)
両親への日頃の感謝を込めて、すべて両親にプレゼントしました。

競技プログラミングを経験し将来に活かしたいですか?

(佐藤)競技プログラミングはネットゲームのような趣味と思っているので、これからも楽しく継続したいです。今はまだ将来やりたいことを探している段階なのでどうなるか分かりませんが、もし競技プログラミングが将来にも活かすことができればとても嬉しく思います。

(松尾)
将来のことはまだ何も決めていないのですが、もし競技プログラミングが実務で役に立ったら嬉しいです。競技プログラミングが直接実務に関連することはなかなかないと思いますが、活かせるものを探していきたいです。

(遠藤)
来年大学に入りやりたいことを探すことになりますが、競技プログラミングは続けたいです。プログラミングをせっかくやってきたのでその経験を活かし、文系と理系を両方含む何かを探していきたいです。

次回の参加者に向けて一言

(佐藤) 来年も賞金が欲しいので強い人には出てほしくないです(笑)。最後まで気を抜かずしっかり見直して、頑張ってください!

(松尾)
今回最後の問題が不安でした。しかし、見直しも大切ですが同点の場合は時間で差がつくので、不安でも見直しをしたら提出をした方がいいと思います。

(遠藤)
僕も提出に不安を感じました。ですが、自信を持ちすぎず、でも持たなさすぎず、丁度いいバランスを保つのが大切だと思います。

PG BATTLE 2019 「高校、中学、小学の部」優勝チームインタビュー 4

最後に

今回、学業で忙しい中インタビューにご協力いただいた『AZB』チーム様、快くご了承いただきました麻布高等学校様には、心から感謝をしております。3名ともプログラミングだけでなくスポーツもされており、まさに文武両道の素晴らしいチームでした。3名ともプログラミングを独学で学ばれており、松尾さんは競技プログラミング歴2年目にして1番強いとのことで、また来年更に3名が好成績を残されるのではないかと、わくわくしています。

今回PG BATTLE 2019「高校、中学、小学の部」には48チームの方々にご参加いただきました。次回以降の大会では、更に多くの方々にご参加いただけますと嬉しいです!

【PG BATTLE公式HP】
https://products.sint.co.jp/pg_battle

※1:サンドボックスビデオゲーム。サバイバル生活を楽しんだり、自由にブロックを配置し建築等を楽しんだりすることができる。

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