2026年3月、SI Object Browser for SQL Serverの最新バージョン26をリリースいたしました。
最新バージョンでは、SI Object Browser for Oracleに続き生成AI連携機能を搭載の他、SQL実行機能などの改善を行いました。これらの新機能について画面入りで紹介いたします。
生成AIによるSQL生成機能
生成AIと連携して日本語のプロンプト(指示文)からSQLを生成する機能を追加しました。
最新バージョンではSQL実行画面などのエディタ欄の右端にAI連携用のパレットが追加されており、ここから各種AI連携機能が実行ができるようになっています。この中にある「SQLに自動生成」欄に自動生成したSQLの内容を日本語で入力し、「生成」ボタンをクリックすることでSQLエディタ欄に自動生成されたSQLが表示されます!

画面1. 生成AIによるSQL生成機能
同一スキーマにあるテーブルの定義情報を分析の上、最適なSQLを生成しますので、SQLの知識がなくても、日本語で抽出したい内容を記述するだけでデータ抽出が可能となります。その他、既存のSQLを任意の内容で加工することも可能です!
構文エラーのチェック機能
また、生成AIにより入力したSQLの誤りをチェックする機能も追加しました。
画面2.構文エラーのチェック結果
自動でSQLの構文の誤りがないかをチェックできる他、また、あわせて修正後のSQLも提案してくれます。「はい」を押すと提案されたSQLがSQL画面に反映されるようになっていますので、誤りだけでなく、スピーディに修正することも可能です!
生成AIによるSQL整形機能
また、生成AIによるSQL整形機能も追加しました。「SQL整形」とはSQLの改行やインデントなどのフォーマットを整え、見やすくする機能です。従来のバージョンでもSQL整形はありましたが、本生成AIによるSQL整形ではサブクエリやMERGE文など、より複雑なSQLも整形が可能となっています。
画面3. 生成AIによるSQL整形
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これらの生成AI機能においてはOpenAIのサービスを利用しています。そのため、ご利用の際はインターネットに接続できる必要があります。また、月ごとのリクエスト制限やSQL等の情報がOpenAIに送信される等の注意点があります。(送信した情報が学習されることはありません。) 生成AI機能の詳細については以下のサイトをご覧ください。 |
複数SQL実行機能の強化
複数のSQL同時実行を様々な形式で可能にしました。従来は複数のSQLを同時に実行したい場合、各SQLを「go」で区切る必要がありましたが、最新バージョンではセミコロンや改行コードで区切られたSQLの同時実行も可能となりました。本対応により、例えばManagement Studioから抽出したSQLスクリプトをSI Object Browserで実行するなどの連携が可能となります。
画面4. SQL実行画面
テーブルデータのJSON出力
データタブにて、JSON(JavaScript Object Notation)の出力ボタンを追加しました。例えば、外部システムや社内ツールとのデータ連携、データ分析基盤への取り込みなどで活用が可能です。
画面5. テーブルデータのJSON出力
以上がSI Object Browser for SQL Server 26 の主な新機能でした。その他、製品マニュアルの刷新や、テーブル・ビューの定義情報の検索機能追加などの改善も行っています。今回の生成AIをはじめとする新機能を活用することで従来よりSQL開発を効率化できますので、ぜひ最新バージョンをご利用いただければと思います。
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