SI Object BrowserのAI連携機能について
SI Object Browserでは開発の効率化のため、OpenAI社のChatGPT APIを利用した機能をご提供しています。
本機能のご利用にあたりましてはリクエスト制限などの制限事項がありますので、以下をご覧の上ご利用をお願いいたします。
利用可能な機能について
現在、以下の機能でOpenAIを利用しています。
SQL整形
SQL実行画面等の各種エディタ画面にて、OpenAIを使用してSQL整形を実行する機能です。従来のSQL整形と比較して、サブクエリやMERGE文などの複雑なSQLも整形が可能です。
※既定ではOFF(利用不可)となっています。「ツール」メニュー→オプション画面>詳細設定2タブより「OpenAIを利用したSQL整形を実行可能にする」のチェックボックスをONにすることで利用できるようになります。本ページ記載の制限事項にご同意の上、ご利用ください。 |
利用可能な製品・バージョンについて
SI Object Browser for Oracle 23.1以降でご利用可能です。
※上記バージョンの製品版の他、トライアル版ユーザーでもご利用いただけます。(ただし、ご契約ライセンス数に応じてトークン数、実行回数に制限があります。詳細は以下の「リクエスト制限について」をご確認ください。)
費用について
無料でご利用いただけます。(製品のライセンスや保守費用とは別に、本ChatGPT API機能を使用することで追加費用が発生することはありません。)
リクエスト制限について
以下の制限を設けております。また、本制限内容はユーザー様全体のご利用状況により予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ライセンス数 |
1回あたり最大トークン制限 |
月あたり |
トライアル版で利用 |
1000 |
30 |
1 |
3000 |
300 |
5 |
1000 |
|
10 |
1500 |
|
20 |
2000 |
|
50 |
4000 |
|
100 |
6000 |
|
200 |
10000 |
※旧フリークライアントライセンス保守契約を継続いただいてるユーザー様など、200ライセンス以上ライセンスをお持ちのユーザー様も200ライセンスと同様の制限となります。
※トライアル版はインストールより30日間利用可能ですが、もしご利用月を跨ぐ場合は2か月分(最大60回)ご利用いただけます。
※トークン数について
英語の場合、1単語=1トークンですが、日本語の場合1文字1トークン(漢字の場合は2トークン以上)となります。また、空白や改行コードもトークンに加算されます。
詳細なトークン数については以下のサイトでご確認いただけます。
https://platform.openai.com/tokenizer
また、トークン制限以上のSQLを送信した場合、実行回数には加算されません。
※ChatGPT APIのリクエスト制限について
上記リクエスト制限の他にChatGPT API側でも1分ごとのリクエスト制限(レート制限)が設けられています。そのため、上記リクエスト制限を超えない場合も、SI Object Browserユーザー全体のご利用状況により、レート制限エラーとなる場合があります。「APIの実行時にエラーが発生しました。しばらく時間をおいてから実行してください。」と表示された場合は、1分ほど時間を置いた上で再実行してください。レート制限エラーの場合も実行回数に加算されることはありません。
その他制限事項
- 利用にあたっては、弊社のAPIサーバーを介してOpenAIに対象のSQLを送信いたします。
その他、本機能の利用にあたりましてはOpenAIのプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。
詳細はソフトウェア使用許諾の2条10項をご覧ください。
※なお、送信したSQLがOpenAIの学習データとして利用されることはありません。
また、実行完了後、弊社で送信されたSQLを保持することもいたしません。 - インターネットに接続できない端末からは利用できません。
- 文字数(トークン数)に比例して実行時間がかかります。(最大3000トークンの場合30秒~1分程度かかります。)
- 正しくない結果を返す場合があります。また、実行ごとに異なる結果を返す場合があります。
- 本ページ記載の内容はユーザー様全体のご利用状況等に応じて予告なしに変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
その他、ご不明点がありましたらSI Ob ject Browserの問い合わせフォームよりお問い合わせください。
SI Object Browser ガイドブック