OBPM Neoシステム連携
システム連携の概要
プロジェクト管理システムを導入する際に気を付けるべきことは、既存システムとの二重入力を行わないことです。OBPM Neoは、10数年間にわたって様々な企業に導入してきましたが、その過程で非常に多くの外部システムと連携してきました。それらの連携実績を標準入出力機能として装備しているので、OBPM Neoは、企業に存在するさまざまなシステムとの連携が可能です。
図はOBPM Neoが持つ外部インターフェースを表したものです。OBPMを導入する際に最初に決めるべきことは、既存システムのどの部分を残し、どの部分をOBPMに切り換えるかという方針です。例えば、既存の勤怠システムと工数入力システムがある場合、次のような連携パターンがあります。
- 勤怠・工数ともOBPMで入力
勤怠データ出力、工数データ出力を使って既存システムとデータ連携 - 勤怠は既存システム、工数はOBPMで入力
勤怠データ取込、工数データ出力を使って既存システムとデータ連携 - 勤怠・工数とも既存システムで入力
工数データ取込を使って、既存システムとデータ連携
また、原価管理においても、既存システムで処理する方法とOBPMで処理する方法があります。
- OBPMでプロジェクト別原価計算(按分処理含む)を行う
経費データ取込、工数データ取込を使って原価計算し、結果を既存システムにデータ連携 - 既存システムで原価計算を行い、その結果をOBPMに取り込む
原価データ取込を使って既存システムとデータ連携
これらのほかに社員や勘定科目などのマスタデータやプロジェクトデータなど、さまざまな連携シーンに対応したデータ連携機能が用意されています。
※連携イメージ図はすべて標準機能で対応できます。
汎用データ出力・取込
OBPM Neoで集中管理される全プロジェクトデータは、プロジェクト分析、ポートフォリオ分析をする際の宝の山です。プロジェクトの種類、部門、要員、お客様などの切り口で、原価、工数、成否、スキル、品質、課題、生産性などさまざまなデータを分析することで、真に強いプロジェクト管理力を持った組織へと強化し続けられます。OBPM Neoでは、このようなデータを自由に定義して外部出力するための「汎用データ出力」機能が装備されています。定義内容(リポジトリ)は、保存・再利用できるので、アドホック(都度)なデータ出力のほかに、定期的な分析データ出力も可能です。
また、「データ取込」も装備されているので、基幹システムで管理している組織情報、社員、委託先、顧客、経費などの各マスタや勤怠システムで入力している勤怠情報などを取込することで二重管理をなくしたり、業務効率化を実現できます。
API連携/自動取込
OBPMとの連携をシームレスに実施したいユーザ様のご要望から、WEBAPI機能を実装しました。OBPM Neoの汎用データ出力機能を利用したAPI出力になります。 データ取込機能のAPIは、開発中になります。
データ取込みに関しては、自動取込機能をご用意しています。OBPM Neoと勤怠システム、経費システム、販売管理システムなどの他システムと双方向のデータ連携がストレスなく実現ができます。
