導入事例:株式会社ワイ・ディ・シー様

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株式会社ワイ・ディ・シー

「兼任PL+中小プロジェクトの強化」

株式会社ワイ・ディ・シー
事例のポイント
  • PMが専念できる大型プロジェクトよりも、PMANGが掛け持ちになってしまう中・小規模プロジェクトのプロジェクトマネジメントに実は問題があった
  • プロジェクト開始時点にリスクを洗い出し、レビューの実施を徹底することで、中・小規模の問題プロジェクトを減らす
  • 同じツールを使うことで、WBSやマイルストーンを組織で標準化し、均一なプロジェクトマネジメントを行う

横河電機グループの情報子会社ながらも、外販比率が非常に高く、製造業向けのエンジニアバリューチェーンの実績が豊富な株式会社ワイ・ディ・シー(以下、YDC)。

大規模プロジェクトに加え、中・小規模プロジェクトを成功に導くポイントを伺いました。

株式会社ワイ・ディ・シーについて

高付加価値の追求したサービスを製造業に提供していく

取締役 相談役 三奈木氏
取締役 相談役 三奈木氏

YDCは横河電機株式会社の情報子会社として、横河電機グループの開発ノウハウを活用して、主に製造業向けのシステム開発やソリューション提供をおこなっています。

品質管理ソフト:SONARを始め、CAD関連、EDIやEAI、ERPと製造業の開発・設計・エンジニアリングを幅広くつなげるソリューションを、国内外に展開しています。「注文建築のような付加価値を製造業にもっと届けていきたい」と取締役の三奈木氏は熱く語ります。

抱える問題

プロジェクトマネージャー(以下PM)に依存した
プロジェクトマネジメントが主流で、組織ではなく人に支えられていた

YDCではプロジェクト管理のガイドラインを作り、高度なEXCELによる管理を行っています。これは管理に力を割ける大規模プロジェクトで効果を上げてきましたが、近年、製造業向けソリューション実績の増加に伴い、中・小規模のプロジェクトが増える中で状況が変わってきました。

そのようなプロジェクトは、管理に割ける工数が少なく、リスク管理やレビューの実施が徹底されないことがあり、管理レベルがPMに依存してしまい、組織で均一なプロジェクトマネジメントができていませんでした。

ある一定規模以上のプロジェクトを見ていれば良いという環境ではなくなり、小規模なプロジェクトをいかに見ていくかが新たな課題になったのです。

課題解決のために

4年間で大きく変わった統合型プロジェクト管理ツール「SI Object Browser PM」
活用方法、組織に浸透させるツボ、導入効果がわかりやすかった

執行役員 情報・品質管理本部 本部長 牧野氏
執行役員
情報・品質管理本部 本部長
牧野氏

2008年から進めてきた自社のERP導入が落ち着いてきた2012年秋、牧野氏にSI社からプロジェクト管理を組織で浸透させるポイントを紹介するセミナーの案内が届きました。

牧野氏は、4年前のERP検討の時に、SI社より当時開発中であった「ObjectBrowserPM(以下OBPM)」の紹介を受けたものの採用には至らなかった経緯があり、ERP導入後、プロジェクト管理ツールの検討を始めていた時期でもあったためセミナーに参加しました。

OBPMを活用したプロジェクト管理の事例を見た牧野氏は、抱えている課題を解決できると考え、三奈木社長様をはじめとする経営陣向けに、SI社の社長である梅田から製品紹介を行う場をセットしたところ経営陣の評価も高く、4年越しでOBPMを導入することになりました。

PMが掛け持ちになり
管理に専念できない中・小規模プロジェクトが見えた!

SOAソリューション事業本部 事業管理グループ マネージャー 伊藤氏
SOAソリューション事業本部
事業管理グループ マネージャー
伊藤氏

「中・小規模のプロジェクトは開始時点のリスク対策が重要」と伊藤氏は語ります。大規模プロジェクトと違い、500万以下、6ケ月までの期間で開発していく中・小規模プロジェクトは、受注タイミングがズレて予定していたリソースが確保できなくなったり、見積担当者がプロジェクトに入れなかったり、値引きにより費用が圧迫されたりといったことによるリスク対応の余裕が少ないため、プロジェクト開始時点で適切な対策を行う必要があります。

しかし中・小規模プロジェクトではPMはメンバーと掛け持ち、あるいは他プロジェクトと掛け持ちになったりするため管理に専念できず、レビューやリスク対策が不十分になりがちでした。

そこでOBPMを活用し、受注前のリスクを洗い出し、プロジェクトのレビューを確実にやっていくことにしました。具体的にはOBPMではドメインというテンプレートに標準化項目をセットできるため、リスク管理項目や課題管理手法を共通にし、ガントチャートでのWBSによる進捗管理だけでなく、マイルストーン設定で必要なレビューを全て事前登録し、実施実績も記録することにしました。報告も簡単にできるためプロジェクトの状況にあわせた間隔で報告を作成してもらうことで、現在のプロジェクトの状況がよくわかるようになり、問題プロジェクトには事前に手が打てるようになってきました。現場からのOBPMの使いやすさは好評であり、明らかにプロジェクトの品質が上がってきたと言えます。

今後はこのノウハウを 「製造業の開発・設計のプロジェクトマネジメント」
にYDCが提案していきたい

代表取締役社長 山本氏
代表取締役社長
  山本氏

今後はOBPMを全社に展開し、継続的に安定したプロジェクト品質を得ることでプロジェクト回転率を高め、さらなる経営の効率化・安定化を進めます。

このシステム開発のプロジェクトマネジメントは、「製造業の設計部門のプロジェクトマネジメントにも提案できるはず」と山本氏は断言されます。

CADやPLMのような開発・設計ソリューションをツールとしては多くの企業に導入されていますし、製造工程に入った場合はMES、APSなどの工程管理が徹底されています。しかし、製品開発プロセスの管理では適切な管理が確立されていません。 設計を含む製品開発プロセスをプロジェクト管理という側面から捉えた場合、まだまだ各社課題を抱えているのです。

この課題は複数部署が参画し、並行して複数のプロジェクトに参画する技術者にて編成され、流動的な管理を求められるシステム開発のプロジェクト管理と似ています。

今後はSI社とYDCで、OBPMにBPMなどの要素も絡めた製造業向けテンプレートを加え、IT業界だけでなく、製造業のプロジェクトマネジメント強化のお手伝いもしていきたいと考えています。YDCは、これからも世界で戦う日本の製造業を、高付加価値のソリューションで支えます。

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