東京・池袋にある中高一貫の名門私立校である立教池袋中学校・高等学校が、学校教育にプログラミングを取り入れることを目的として株式会社システムインテグレータ(以下、当社)が提供するプログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」を本年4月から採用しています。
また、当社との提携を深めるための交流会を2018年7月に開催し、学校として本格的にプログラミング教育に乗り出しました。
「学校」のプログラミング教育への本格参入
立教池袋中学校・高等学校は、プログラミングスキルを自動判定することのできるTOPSICを教育現場に採用しました。この採用は「学校教育の将来を見据えての判断です」と同校数理研究部の顧問である内田芳宏教諭は語っています。
2020年、小学校の教育においてプログラミングが必修化されることはすでに文部科学省から指針が出されています。さらに2022年には現在のセンター試験に共通必履修科目としてプログラミングを含む「情報I」を新設することが決まっています。
立教池袋中学校・高等学校は「学校」としていち早く本格的にアルゴリズムの学習に取り組むため、企業に導入されているTOPSICの採用を決定しました。
学校と企業の提携を深めるための交流会を実施
2018年7月、立教池袋中学校・高等学校の数理研究部の学生と、TOPSICのプログラミング問題を作成しているAtCoder社社長・高橋直大氏および当社社長梅田弘之とで交流会を実施しました。
日頃あまり関わることのない学校の生徒とIT企業のトップがコミュニケーションを図り、普段聞くことができない質問を直接投げかけることにより、生徒のモチベーションを高め、プログラミングにさらに興味を持ってもらうことが目的です。
当日はAtCoder社社長と当社社長が講演を行い、その後Q&Aタイムと称し、TOPSICを利用する学生から質問をぶつける形のやり取りが行われました。
学校としての今後の取り組み
立教池袋中学校・高等学校は現在、数理研究部でTOPSICを活用しており、生徒のプログラミングやアルゴリズムへの理解に対する興味・関心は強く、アルゴリズムを通して論理的思考を高めることに非常に有効性を感じています。
今後、教育機関において、プログラミング教育の導入推進はますます強まると立教池袋中学校・高等学校の内田芳宏教諭は考えています。数理研究部で活用しているTOPSICを、将来的にはプログラミング教育の授業に取り組むことを検討の視野に入れています。
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まとめ
学校教育現場では現在、本格的にプログラミング教育に乗り出しています。学校側が教育体制を整えるために企業との結びつきを強めていく必要があると考えています。
当社は今後のプログラミング教育現場においてTOPSICの活用ノウハウを提供し、さらなる支援をしてまいります。
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