導入事例:村田機械株式会社様

担当者ごとに異なるプロジェクト管理手法を標準化
海外拠点の大規模プロジェクトでの統合管理が可能に


担当者ごとに異なるプロジェクト管理手法を標準化
海外拠点の大規模プロジェクトでの統合管理が可能に
事例のポイント
  • 「PMBOK」準拠が決め手となり「OBPM Neo」を導入

  • 担当者ごとに異なるプロジェクト管理手法を標準化

  • 海外拠点の大規模プロジェクトでの統合管理が可能に

「自動化」というキーワードの下で、繊維機械、ロジスティクス&オートメーション、クリーンFA、工作機械、情報機器の5つの事業を軸に、グローバルに展開する産業機械メーカーである村田機械株式会社(以下、村田機械)。村田機械のプロジェクトマネジメントについて、プロジェクト管理ツール導入の背景やその効果についてお話を伺いました。

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村田機械について

村田機械について

- まず、御社の事業内容について簡単に紹介をお願いいたします。

5つの事業(前述した繊維機械、ロジスティクス&オートメーション、クリーンFA、工作機械、情報機器)を行っているため、職種も分野も多岐にわたります。その中で、我々L&A(ロジスティックス&オートメーション)事業部は、自動倉庫システムや工場の無人搬送システムなど、ロジスティクス・ソリューションを展開し、​自動化システムの納入を担っています。その他にも営業、製造、設計など様々な部門が存在し、定常業務物件ではSE部門が​全体の取りまとめを行なっています。

抱える課題

-「OBPM Neo」導入以前で、抱えていた課題があれば教えてください。

前述した通り、製造から自動化システムの納入まで、プロセスに応じて関わる部門が異なり、それをまとめる役割を定常業務物件ではSE部門が​担っています。国内案件の進捗管理は各基幹システムでなんとか管理できていましたが、プロジェクトとして推進したい海外の拠点や協力会社が関わる大きなプロジェクトでは管理が行き届かない​ケースがありました。その中で、「プロジェクト管理業務を統一・統合した手法で行いたい」「プロジェクト管理状況をリアルタイムで把握したい」「視覚的で分かり易いシステムを導入したい」「世界的標準であるPMBOKに準拠した管理手法を導入したい」「Excelなど個人持ちのツールでバラバラになっている管理をやめたい」など様々な課題や要望がありました。
プロジェクトマネージャーごとにバラバラになった管理手法では継承していくことが難しいため、あらゆる案件を統合的に管理し、実績を残して継承していくためにツール導入の検討を開始しました。

導入の背景・決め手

- 導入のきっかけ、選定したポイントを教えてください。

様々なプロジェクト管理ツールを調査する中で、調査担当者から「OBPM Neo」の推薦がありました。国際的なプロジェクト管理の指標である「PMBOK」に準拠していること、プロジェクト全体を統合した管理ができることがポイントとなり、最終候補の3ツールの中での検証を通し、「OBPM Neo」に決定しました。

導入にあたって

- 導入決定から稼働までのお話をお聞かせください。

PJ課というPMOのようなポジションのメンバー3名、定常業務物件のメンバー2名の計5名で、初期マスタ設定や運用ルール、機能レクチャーなど導入支援を受けながら、おおよそ半年程度で導入を行いました。
導入直後は、会社全体に「プロジェクト管理」自体が浸透しておらず、どのように入力し、どのように見るのか、ツールの操作を慣れてもらうことに少し時間は要しました。
よりOBPMを活用できるように、活用サイトのチュートリアルや動画コンテンツなども利用して促進していきたいと思います。

見えてきた効果

見えてきた効果

- 実際の導入効果についてお聞かせください。

これから本格的に活用していく過程ではありますが、ガントチャートで工程毎の担当、スケジュールと進捗を把握・共有しています。課題管理機能で、プロジェクトを進めていく上で発生する課題を一元管理し、情報共有と担当割り振り、対応完了のチェックをメインに利用しています。今後はリスク管理機能も活用していきたいと考えています。
また、「OBPM Neo」の導入により、プロジェクト管理手法の標準化が可能になったこと、進捗・プロジェクトの情報共有ができるようになったことは大きなメリットです。
協力会社や海外拠点が絡む海外の大規模プロジェクトで活用していきます。

今後「OBPM Neo」に期待すること

今後「OBPM Neo」に期待すること

- 弊社に対するご要望などあればお聞かせください。

海外拠点においても活用できるように、ヘルプ機能などの英語対応をお願いしたいです。
また、機能ごとの利用はできていても、全体を通して自分たちでプロジェクトの監視・コントロールをできるメンバーがまだまだ少なく、その辺りのフォローも行なっていただけると助かります。

今後もより使いやすいパッケージをご提供できるように努力してまいります。
貴重なご意見ありがとうございました。

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プロジェクト管理ツール:OBPM導入事例集