クラウド型ERPの注意すべきポイント|PaaS型とSaaS型で考察

 2020.12.21  株式会社システムインテグレータ

基幹システムとしてERPを導入する際にアプリケーション部分も含めてクラウドサービスを利用できる「SaaS」の採用が増えつつあります。ERPをSaaS型で実現する際に、必要な検討事項を考察していきます。

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クラウド型ERPとは

大企業を中心に導入が一巡したERPですが、より安価に利用できるクラウド型ERPの提供範囲が拡大した結果、中堅・中小企業にもERPの導入が進みつつあります。

年ごとに増えつつあるクラウド型ERPはPaaS型とSaaS型の2種類に大別することができます。

 

PaaS型ERP

SaaS型ERP

提供を受けるサービス

インフラ部分+DB(ミドルウェア)

インフラ部分+DB(ミドルウェア)+ERPアプリケーション

特徴

自社業務に合わせてERP標準機能に対して、アドオン/カスタマイズを入れて運用する例が多い。インフラ+DB部分のサービス提供を受けながら、ERPアプリケーションは買取して利用する方式。

インフラ部分に加えて、ERPアプリケーションも月額方式にてサービス提供を受ける例。より早い導入を実現するため、ERP標準機能をそのまま利用する方式が多い。


PaaS型とSaaS型のどちらを選ぶ?

それでは、各企業においてクラウド型ERPを選択する際、どのような基準を持って選択すれば良いでしょうか。

最初かつ大きな基準としては、そのERPで自社業務を行う場合、カスタマイズ無しの標準機能にて実現可能かと言うことになります。

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新規CTA

理由としては、一般的にSaaS版ERPでは、OS、DB、ERPアプリケーションに対して、頻繁に各種パッチがあたり、またバージョンアップなども自動で実施される例が多くあります。ERPを標準で利用している顧客には影響はありませんが、カスタマイズを行っている顧客では、新規パッチの適用により新たな不具合が発生するケースが想定されます。

従って、カスタマイズを行っている顧客ではPaaS環境を用いてERPを構築した上で、パッチ当ても個別に対応する運用が求められることになります(PaaS型の中にも、自動的にパッチが当たるサービスもあります)。

このように単純に月額費用の安さのみで、クラウド環境を選択することはできませんので、選択の際にはご注意下さい。

SaaS型ERP導入のメリット

前述のデメリットを考慮しつつ、貴社がSaaS型ERPを選択した場合、以下に述べるメリットを享受することができます。

1.早期導入が可能

ERP標準機能をそのまま利用するSaaS型ERPを利用することで、要件定義工程やサーバ手配・設置作業を省くことが出来るので、ERPの早期導入が可能となります。また、業務の流れをERP標準に合わせることで、属人化を防ぎつつ、業務標準化を図ることができるメリットも享受できます。

2.初期コストを低く抑えて導入が可能

ERP環境をサービスとして月額方式にて利用できるため、購入する場合と比べて低い初期費用にて導入することが可能となります。また、今まで目に見えなかった社内の運用費用(人件費、電気費等)も抑えることが可能となります。

3.ワンストップサービスによる運用手間(不安)の削減

インフラからERPアプリケーション、運用監視まで含めて、1つのITベンダーに依頼することができるので、運用管理の手間や不安を削減することが可能です。

バックオフィス業務改善ならシステムインテグレータ

多くの企業で人手不足が大きな課題となっていますが、バックオフィス業務にはいまだに属人化した作業やアナログ業務が残っており、企業の成長と発展を阻む大きな壁となっています。
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GRANDITクラウドサービス

弊社でもSaaS型ERPとして、「GRANDITクラウドサービス」を提供しております。「GRANDITクラウドサービス」ではクラウド環境やネットワークの構築、インフラやアプリケーションなどシステム全体の運用・監視などを「ワンストップサービス」として提供しています。また、オンプオレミス時代から培ってきたノウハウをベースにして、各種運用サービスもご提供いたしております。

新たにERPをクラウド上で構築検討されている場合は、是非とも経験豊富なシステムインテグレータにお問い合わせ下さい。

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