導入事例インタビュー:株式会社菱友システムズ様

「OBPM Neo」で標準化を実現
進捗、採算を定量的に把握し、失敗プロジェクトの削減に貢献

プロジェクト・品質管理部 次席部員 平田 浩二 氏
事例のポイント |
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菱友システムズについて
当社(菱友システムズ)は三菱重工業様を主要顧客として、製造業を中心とした幅広い業界のお客様に対して、経営課題や事業課題を解決するための、最適なソリューションを提供しています。
特に解析・設計エンジニアリング、PLMといった分野も強く、幅広い分野での支援に特色を有しております。
情報システムでは企画、設計、機器導入、開発、および導入後の運用支援までトータルにサポートしています。
抱えていた課題

-「OBPM Neo」導入前に、抱えられていた課題を教えてください。
プロジェクト管理方法が統一されておらず、部門や担当者によって独自の方法で管理されていました。そのため、進捗が遅れているのか、採算が悪化しているのか定量的にわかり難い面がありました。問題プロジェクトがあったとしても上長が気付かずフォローが遅れてしまい、定例の報告会でやっと気づくなど、結果的に失敗するプロジェクトがありました。
見えてきた効果
- 実際の導入効果についてお聞かせください。
まずはプロジェクト管理ルールの統一と標準化ができたことです。
進捗、採算を定量的に把握、見える化を実現できたことで、進捗悪化や採算悪化など問題プロジェクトを見付けることが容易になり、早期に手当てすることで失敗プロジェクトが減少しました。
上長もプロジェクト状況をタイムリーに把握、「週報」の機能で互いのチェックが都度できるようになりました。
導入当初は手間がかかるなどの理由からきちんと情報を登録してくれない社員もいましたが、登録を必須化、運用面でも全社的に管理体制を強化しました。
品質管理部では上長のチェックを重要化し、必ずチェック・コメントを入れる運用にしています。
また、「OBPM Neo」の活用を通じて、プロジェクト管理の世界基準であるPMBOKの知識が社員に身についてきたと感じています。
PMBOKに準拠し作られたサービスのため、その指標に沿ったプロセスでの管理が自然と行われるようになったと感じています。
今後「OBPM Neo」に期待すること
- 弊社に対するご要望などあればお聞かせください。
機能要望はいくつかあります。
WBSの機能強化や部門変更時の権限設定等、今後アップデートを期待しております。
また、当社ではOBPM Neo見積機能を活用して見積段階から一貫したプロジェクト管理の実現を検討していますが、OBPM Neo の見積機能では当社の見積手法に対応できません。多彩な見積手法が採れるようOBPM Neoの機能強化を期待しています。
今後もより使いやすいサービスをご提供できるように努力してまいります。
貴重なご意見ありがとうございました。

株式会社菱友システムズ
プロジェクト管理ツール:OBPM導入事例集