導入事例インタビュー:株式会社JEMS様

属人化管理から、組織で回るプロジェクト管理へ
進捗もコストも、“現場で使える”判断材料に


jems

環境マネジメント事業部 SI部 民間SI課 課長代理 斉藤 真郷 氏(写真:左)
環境マネジメント事業部 SI部 プロジェクトマネジメント課 主任 森口 嵩之 氏(写真:右)

事例のポイント
  • プロジェクト管理の属人化を解消し、部門全体の可視化を実現。
  • 進捗・工数・収支を一元管理し、意思決定スピードを向上。
  • 「OBPM Neo」のデータを活用し、週次会議・資料作成を効率化。

JEMSについて 

株式会社JEMSは、環境領域に関わる企業・団体の業務を支える業務システムの企画・開発・運用を担っています。対象は民間企業から官公庁まで幅広く、資源循環・リサイクル関連の業務や行政手続き、業務管理システムなど、経済活動と地球環境の両立という大きな課題に対し、ITを駆使して持続可能な社会の実現に挑んでいます。

抱えていた課題

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-「OBPM Neo」導入前に、抱えられていた課題を教えてください。

プロジェクト管理の方法が担当者ごとに異なり、フォーマットやルールが統一されていませんでした。

経験豊富なメンバーは問題なく管理できる一方で、初めてプロジェクトに入るメンバーは何をどう管理すればよいのか分からない。結果として、品質にもばらつきが出ていました。

また、進捗や課題、工数、収支といった情報が分散し、「全体の状況がすぐに把握できない」「売上やリソース状況の見通しが立てづらい」といった課題が顕在化していました。

プロジェクト数や人員が増えるにつれ、「個人の力量に頼る管理」に限界を感じ、部門全体を俯瞰できる共通の管理基盤が求められていました。

課題解決のために

- 導入のきっかけ、選定したポイントを教えてください。

プロジェクト管理改善に向け、まずは複数のツールを比較検討しました。
WBSやガントチャートに特化したツールも試しましたが、進捗だけでなく売上・予算まで含めて管理できるものは限られていました。
その中で、過去に「OBPM Neo」 を使用した経験のあるメンバーの存在がきっかけとなり、「OBPM Neo」も検討対象に加わりました。

最終的な選定理由は、プロジェクト運営に必要な情報を一元管理できる点でした。

  • 進捗・課題・WBS・工数・リソース・収支をまとめて管理できる
  • プロジェクト全体を俯瞰しやすい
  • PMBOK®を意識した管理体系で、運用イメージが描きやすい
プロジェクトを回す上で必要な情報が“1か所に集まる”という点が一番大きかったですね。
PMBOK®の知識を持つメンバーがいたことも、導入後の運用を具体的にイメージできたポイントでした。

導入にあたって

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- 導入決定から稼働までのお話をお聞かせください。

導入は管理職2名を中心とした少人数体制で進行、過去の利用経験を活かしながら、既存設定を整理する形で進めました。

1か月目:管理職のみで設定・基本運用を検証
2か月目:メンバーへトライアル展開、課題洗い出し
3か月目:本番に近い形で運用し、そのまま正式運用へ

3か月でここまで持っていけたのは、定着としてはかなり早いタイミングだったと思います。
一方で、機能の多さによる習熟の難しさや、手順書整備、数値が想定通り表示されない際の原因調査など、導入初期ならではの苦労もありました。

見えてきた効果

- 実際の導入効果についてお聞かせください。

「OBPM Neo」導入後、プロジェクト管理の在り方は大きく改善しました。

・工数やリソース配分の偏りが可視化され、より迅速な判断が可能になりました
・予算、実績、着地見込みを数値で確認できるようになりました

導入以前は、開発者の作業時間実績を定量的に把握しきれていない状況でしたが、現在は進捗やコストを数字で明確に確認できるようになっています。
さらに、副次的な効果として、プロジェクトにかかる費用や工数の構成といった、経験とともに積み上げてきた知識がシステム上に整理され、メンバー全体の理解レベルが自然と底上げされるという側面もありました。

プロジェクト管理の現場での活用方法

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- 「OBPM Neo」の活用方法についてお聞かせください。

現在、「OBPM Neo」はプロジェクト管理の共通基盤として定着しています。

・PMがプロジェクトの登録および管理を担当
・メンバーは日々の工数入力や進捗更新を実施
・WBSの重要な変更についてはPMが管理

さらに、「OBPM Neo」のデータ出力機能を活用し、部の週次会議向け資料をExcelマクロにより自動作成する仕組みを構築しました。
以前は現場への聞き取りをもとに作成していた資料も、現在は「OBPM Neo」のデータを基に作成できるようになっています。
会議では「OBPM Neo」の数値を軸に議論が進み、プロジェクト横断での状況共有もしやすくなりました。

今後「OBPM Neo」に期待すること

- 今後、『OBPM Neo』に期待している点があればお聞かせください。

今後も「OBPM Neo」を長期的に活用していく前提で、次のような改善に期待しています。

  • 指標や用語に関する説明の強化(回復工数*などの算出ロジックの明確化)
    回復工数*:問題や遅延を解消(回復)するために必要となる作業量
  • データ出力機能の効率化(一括ダウンロードなど)
  • WBS構造に応じた柔軟なフィルタリング機能

「OBPM Neo」が今後も、プロジェクト管理だけでなく、プロジェクト運営全体の可視化や業務効率化を支える基盤として進化していくことを期待しています。


今後もより使いやすいサービスをご提供できるように努力してまいります。
貴重なご意見ありがとうございました。

株式会社JEMS

プロジェクト管理ツール:OBPM導入事例集