おすすめ生産管理システム20選!相場や機能を徹底比較

 2022.09.16  株式会社システムインテグレータ

製造業において、業務を効率化し生産管理のQCDを維持するために活用されているのが生産管理システムです。従来はExcelなどを使って管理するケースが多かったですが、近年はシステムを導入する企業が増えています。

しかし生産管理システムとひと口に言ってもさまざまな製品があり、それぞれ特徴や費用も異なります。導入を検討しているけれど、どの生産管理システムが自社にあっているのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、生産管理システムの概要と選び方を解説し、分類別におすすめの製品をご紹介します。 

生産管理システムとは

おすすめ生産管理システム20選!相場や機能を徹底比較

生産管理システムとは、製造業における「物・人・情報」の各種情報を一元管理し、生産管理業務を効率化するためのシステムです。

製造現場では仕入れ・検品・在庫・供給・製造・販売・原価など、多岐にわたる業務が密接に関係するため、部門間のスムーズな連携が重要です。しかし従来のExcelなどを使った生産管理では、管理業務の属人化、情報共有のヌケモレやミス、過剰在庫の発生などさまざまな課題が発生していました。

そこで近年、注目されているのが生産管理システムです。複雑に絡み合った各業務に必要な情報を一元管理することで生産管理を効率化、全体最適化し、生産管理のQCD(品質・予算・納期)の基準を維持・向上することができます。

なお、生産管理や生産管理システムについては以下の記事でもご紹介していますので併せてご覧ください。
生産管理とは?目的や工程管理との違い、業務内容について
生産管理システムとは?メリット・機能・選び方を詳しく解説 

生産管理システムの上手な選び方

生産管理システムといっても、備えた機能や適した生産形態などそれぞれ異なる特徴を持っています。ここからは、自社の業務にあった生産管理システムを選ぶために考慮すべきポイントをご紹介します。 

ポイント1:機能

導入の検討にあたっては当然、自社が抱える課題を解決できる機能が備わっていることが前提となります。しかし機能が多ければいいというものでもありません。幅広い業種・規模の現場に対応できる機能の豊富さを強みとするシステムもありますが、現場によっては機能過多となってコストが膨らみ、無駄な投資になってしまう可能性もあります。

まずは現場の課題を洗い出して優先度を決め、重要な課題を解決するために必要な機能が備わっているシステムを検討対象として絞り込みましょう。

また、生産管理システムは設計や調達、生産などさまざまな部門が活用することになります。部門によって抱える課題も求める要件も異なるため、連携を取りながら検討をスムーズに進めるために経営層が指揮をとって推進するのが望ましい場合もあります。 

ポイント2:生産形態

製造業では、企業によって生産時期や生産方式、生産量など生産形態が異なります。主な生産形態は以下のとおりです。 

分類

生産形態

特徴

生産時期

見込生産

生産後に注文を受け付ける。

受注生産

受注後に製品を生産。製品在庫を持たない。

部品仕込生産

中間部品を見込みで生産し、受注後に製品を生産する。

生産方式

ロット生産

製品ごとに一定の数量単位(ロット)でまとめて生産する。

個別生産

受注ごとに注文内容に合わせた製品を個別に生産する。

連続生産

製品を一定の期間連続的に生産する。

生産量

多品種少量生産

多くの品種を、それぞれ少ない数量で生産する。

少品種大量生産

少ない品種を、それぞれ大量に生産する。

変種変量生産

品種は多いがそれぞれを変動的な数量で生産する。

 生産管理システムにはいずれかの生産形態に適した仕様のものや、複数の生産形態に対応できる仕様のものがあります。幅広い形態に対応できるシステムほどコストが高くなり、導入まで時間もかかる傾向があるため、自社の生産形態に適したシステムを慎重に選定しましょう。 

ポイント3:提供形態

生産管理システムの提供形態は、クラウド型とオンプレミス型に分かれます。

クラウド型は事業者のサーバー上で管理されているサービスを、インターネットを介して利用する形態です。メンテナンスやアップデートなどの対応も不要なため、自社でITリソースを調達することなく常に最新の状態のシステムを使うことができます。初期費用を抑えてスピーディに導入できるというメリットがあります。

オンプレミス型は自社内に用意したサーバーで管理・運用する形態のシステムです。ハードウェアとソフトウェア、運用保守のリソースなどを調達する必要があるため初期費用が高く、導入後の手間もかかります。メリットは、自社でセキュリティを管理できる点や、カスタマイズの自由度が高く、既存のシステムと連携しやすい点です。 

ポイント4:サポート体制

サポートの範囲や内容は事業者によって異なります。導入時のみ対応してもらえるケースや運用から活用フェーズまでサポートしてもらえるケースなどさまざまです。また、導入前に無料で試せるトライアル期間を設けているサービス、操作指導や活用方法を説明するセミナーを実施している事業者もあります。

システムの複雑さや運用開始後に起こりうるトラブル、それに対応できる社内リソースなどを把握したうえで、自社に必要なサポート体制が整っているか検討材料として確認しておきましょう。 

ポイント5:コスト

生産管理システムの費用は、主に機能の充実度によって大きく差が出ます。最低限の機能のみを使える無料のシステムもありますが、サポートが提供されない場合がほとんどです。ある程度の規模の現場ではそもそも機能不足という結論になるでしょう。

有料のシステムは、月5万円程度で使えるものから500万円以上の費用がかかるものまで幅広く提供されています。コストを抑えられるに越したことはありませんが、機能やサポートなど自社に必要なものが揃っているかはしっかりと確認しておきましょう。

安く導入しても、いざ運用を始めたら思うような改善の効果が出ない、課題が解決されない、といった結果になっては投資が無駄になってしまいます。逆に機能が豊富だからと高いシステムを導入すると、不要な機能が多かったり複雑で使いにくかったり、導入後にコストや運用の面で問題が発生する可能性もあります。

検討時にはそれぞれのシステムの導入費用やランニングコストなどを算出し、費用対効果を考慮しながらシミュレーションを行うとよいでしょう。 

ポイント6:セキュリティ

「ポイント3:提供形態」でご紹介したとおり、クラウド型とオンプレミス型はそれぞれ異なるメリット・デメリットがあります。セキュリティ面もその一つです。

クラウド型の場合はインターネット上でサービスを利用することになるため、自社でサーバーを管理できません。そのため、あらかじめ事業者のセキュリティ体制やシステムの堅牢性、過去の障害発生事例なども確認しておくと安心です。

オンプレミス型の場合は自社内のサーバーで管理・運用するため、クラウド型よりもセキュリティの信頼性は確保しやすいでしょう。しかし、障害発生時などに適切に対応できるリソースが社内にあるか、事業者からどのようなサポートを受けられるかはきちんと確認しておく必要があります。 

【生産形態編】生産管理システムのおすすめ製品5選

ここでは幅広い生産形態に対応したおすすめの生産管理システムを5つ厳選してご紹介します。 

製品名

提供会社

価格

おすすめポイント

TPiCS-X

株式会社ティーピクス研究所

購入価格:150万円
スタンダード保守料金:年間225,000円

幅広い生産形態に対応
4種類の保守サービス

FutureStageシリーズ

株式会社日立システムズ

オンプレミス型1,000万~3,000万円

4,000以上の導入実績
見込生産・受注生産・個別受注生産の各生産方式に対応

TECHS-BK

株式会社テクノア

問い合わせ

導入社数4,200社
多品種少量生産に特化

R-PiCS V4

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社

問い合わせ

幅広い生産形態に対応
補助金の適用可能

生産革新 Raijin

株式会社大塚商会

500万~1,000万円

年商500億円未満の企業への導入シェアNo.1
国内最大級のサポート体制

TPiCS-X

株式会社ティーピクス研究所が提供する「TPiCS-X」は、幅広い生産形態に対応できる生産管理システムです。生産量であれば少量生産から量産まで、生産方式も個別生産から連続生産までカバーできる機能が備わっています。また、4種類の保守サービスが用意されているため、自社のニーズに合わせてサポートを受けることができます。

価格は問い合わせとなっていますが、たとえば繰返生産システムや型番管理システムの機能を含む「f-MRP型番システム」は購入価格が150万円、年間のスタンダード保守料金が225,000円です。そのほか稼働ライセンスや所有量計算追加ライセンスなど、利用状況に応じてイニシャルコストとランニングコストが変動する形になっているようです。 

FutureStageシリーズ

「FutureStage」は株式会社日立システムズが提供する生産管理・販売管理を中心とした基幹業務ソリューションです。年商100億円未満の小規模・中規模小企業から200億円以上の中堅企業まで幅広い規模の企業4,000以上の導入実績を誇ります。

見込生産・受注生産・個別受注生産の各生産方式に対応し、他システムとの連携も可能。導入形態もオンプレミス型とクラウド型の両方が用意されています。システム導入前の操作研修会から導入後の運用保守までワンストップでサポートを提供しています。

価格は問い合わせですが、オンプレミス型を導入する場合、ハードウェアなども含めた費用の最多価格帯は1,000万~3,000万円となっています。 

TECHS-BK

株式会社テクノアが提供する「TECHS-BK」は、導入社数4,200社超えの実績を持つ生産管理システムTECHSシリーズのなかでも、多品種少量生産に特化した製品です。

導入後のサポートも充実しており、電話やメールだけでなく不意のトラブル発生時には訪問サポートも行っています。

価格情報は公開されていませんが、「IT導入補助金」や「ものづくり補助金」などの補助金を利用でき、申請に関する相談も受け付けているそうです。最大450万円のIT導入補助金が利用できれば大幅に導入コストを抑えることができるでしょう。 

R-PiCS V4

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供する「R-PiCS V4」は、個別受注生産から繰返精算まで幅広い生産形態に対応する生産管理システムです。受注生産と計画生産の併用によって短納期の生産計画が実現できる点もポイントです。

また、製品ごととオーダーごとで別に部品表を管理できるため、生産ラインに変更があった場合にも柔軟に個別対応を行うことができます。

トラブル発生時には電話やメールでサポートを受けられ、システムのパフォーマンス劣化を防ぐ保守サービスも提供されています。価格情報は公開されておらず問い合わせとなっています。 

生産革新 Raijin

株式会社大塚商会の「生産革新 Raijin」も、個別受注生産から繰返生産までさまざまな生産形態に対応できるハイブリッド型の生産管理システムです。年商500億円未満の企業への導入シェアNo.1の実績を持っています。

同社が国内最大級と誇るサポート体制は、専門スタッフを含む数千名のサポートスタッフが速やかに対応できるよう構築されているそうです。ソフトウェアかハードウェアかもメーカーも問わずワンストップでサポートを受けられます。

価格帯は500万~1,000万円、詳細は問い合わせとなっています。 

【企業規模編】生産管理システムのおすすめ製品5選

次に、企業規模別のおすすめ生産管理システムをご紹介します。

製品名

提供会社

価格

おすすめポイント

WorkGearシリーズ

モリックス株式会社

3ライセンス付き150万円~

中小企業におすすめ
カスタマイズにも対応
最低限の機能で稼働開始可能

TECHS-S

株式会社テクノア

問い合わせ

中小企業におすすめ
導入社数4,200社超え
補助金の適用可能

MonoRevo

ものレボ株式会社

スタンダード:月額60,000円
スタンダードプラス:月額88,000円
ネクスト:月額116,000円

中小企業におすすめ
クラウド型
導入から運用時まで製造業に精通した専任スタッフがサポート

Factory-ONE 電脳工場MF

株式会社エクス

システム導入費用:800万円~
パッケージライセンス料金:100万円~

中小・中堅企業におすすめ
導入実績1,700本以上

FutureStageクラウドソリューション

株式会社日立システムズ

月額25,000円~

50名未満の企業におすすめ
クラウド型
生産方式ごとのモデル3種を提供

WorkGearシリーズ

モリックス株式会社が提供する「WorkGear」シリーズは、低予算でのシステム導入を検討している小規模・中規模の企業におすすめの生産管理システムです。

イレギュラーな処理が頻繁に発生する製造現場を熟知したメンバーによって開発されたシステムで、カスタマイズにも対応しています。

価格帯は3ライセンス付き150万円からとなっており、まずは必要最低限の機能で稼働を開始して、あとから機能を追加していくこともできます。

TECHS-S

株式会社テクノアの「TECHS-S」は、導入社数4,200社超えの実績を持つ生産管理システムTECHSシリーズのなかでも個別受注生産に特化した製品です。クラウド型にも対応しているため、初期費用を抑えたい場合におすすめです。

前項のTECHS-BKに関する部分でもご紹介したとおり、電話やメールに加えて不意のトラブル発生時には訪問サポートも行うなど、導入後のサポートも充実しています。

こちらも価格情報は公開されていませんが、「IT導入補助金」や「ものづくり補助金」などの補助金を利用できます。

MonoRevo

ものレボ株式会社が提供する「MonoRevo」は、クラウド型の生産管理システムです。主に精密工業や金属加工業に対応しており、導入から運用時まで製造業に精通した専任スタッフによるサポートを受けられます。

料金プランは月額60,000円のスタンダード、88,000円のスタンダードプラス、116,000円のネクストという3種類が用意されています。それぞれ、工程管理・在庫管理・受発注管理のうち利用できる機能の数が変わります。初期費用がかからず最短3日で導入できるため、導入・運用のコストを抑えながらスピーディに導入したい場合におすすめの製品です。

Factory-ONE 電脳工場MF

株式会社エクスが開発した「Factory-ONE 電脳工場MF」は、中小・中堅規模の製造業向けの生産管理システムです。生産管理に加えて販売管理の機能も備えるなど標準機能が充実しているうえ、幅広いオプションも用意されています。対応できる生産形態は幅広く、異なる生産量や生産方式のハイブリッドなど用途に応じて活用できます。

導入実績も1,700本以上と豊富で、安心して使いやすいシステムを導入したい場合におすすめです。

価格は、システム導入費用が800万円から、パッケージライセンス料金が100万円からとなっています。

FutureStageクラウドソリューション

株式会社日立システムズの「FutureStageクラウドソリューション」は、保守費用も含めて月額25,000円から利用できるクラウド型の生産管理システムです。

個別受注生産と繰返生産、両者を組み合わせたハイブリッド型という3種類のモデルが用意されています。

低価格で利用できる反面、機能は限られています。最短3日で導入できるため、安く早く手軽に利用したいという50名未満の企業におすすめです。

【システム連携編】生産管理システムのおすすめ製品5選

ここからは、システム連携に強いおすすめ生産管理システムをご紹介します。

製品名

提供会社

価格

おすすめポイント

SPENCER

株式会社セイノー情報サービス

オンプレミス型:800万円~
クラウド型:月額93,000円~

プロセス系製造業への豊富な導入実績
クラウド型もカスタマイズ可能

kintone 生産管理ソリューション

株式会社日立システムズ

年額120万円~

部品製造業や組み立て加工業向け
標準のkintoneでは実現できない機能を実現

MICS7

村田機械株式会社

問い合わせ

成型工場向け
メーカーや機種を問わずすべての成形機に対応

GEN

GEN株式会社

月額基本料金:20,000円
ユーザー利用料:月額3,800円

クラウド型
ノンプログラミングでカスタマイズ可能

TONOPS

東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社

500万円~

幅広い業種・業界への導入実績
導入前から稼働開始後まで一貫したサポート体制

SPENCER

株式会社セイノー情報サービスが提供する「SPENCER」は、従業員規模250名以上の企業におすすめの生産管理システムです。

原材料・半製品の期限管理や鮮度管理の水準を高められる機能を備えており、プロセス系製造業への豊富な導入実績を持っています。

オンプレミス型は800万円から、クラウド型は月額93,000円から利用できます。クラウド型のサービスもカスタマイズできる自由度があり、自社の業務運営にあわせた形で活用できるのが特徴です。ヘルプデスクは24時間365日稼働しており、トラブル発生時にも迅速に対応できる体制を整えています。

kintone 生産管理ソリューション

株式会社日立システムズが提供するサイボウズの「kintone 生産管理ソリューション」は、業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」で作られた製造業向けテンプレートです。

同社の生産管理システム「FutureStage」で培われたノウハウをkintoneで形にしており、受発注管理や進捗管理、品質管理など、製造現場のさまざまな業務を支援する機能を備えています。また、javascriptやプラグインによって標準のkintoneでは実現できない機能を実現している点も特徴です。

初期費用は年額120万円からとなっており、オプションの追加は別途費用がかかります。部品製造業や組み立て加工業を中心に中堅・中小規模の企業におすすめです。

MICS7

村田機械株式会社の「MICS7」は、成形機ごとにLIT(現場端末機)を設置することで成形の状況をすべて管理できる成型工場向けの生産管理システムです。LITはメーカーや機種を問わずすべての成形機に対応しています。

リアルタイムに生産状況を把握して作業指示を出すことができるため、スケジュールの旧な変更にもスピーディに対応できるでしょう。

なお価格は問い合わせとなっています。

GEN

GEN株式会社の「GEN」は、幅広い業種の企業で活用されているクラウド型の基幹業務システムです。業種別に7つのソリューションが用意されており、「GEN FACTORY」は計画生産・MRP管理・製番管理・ハイブリッド管理などに対応しています。

サブスクリプション型のサービスながら標準機能が豊富で、さらにノンプログラミングで自由にカスタマイズできるため、自社に最適な形で活用できます。

価格は月額基本料金20,000円に加え、ユーザー単位で月額3,800円という構成になっています。

TONOPS

東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社の「TONOPS」は、東レをはじめ幅広い業界への導入実績が活かされ、さまざまな生産フローに対応できるセミパッケージ型の生産管理システムです。半導体や食品、塗料、フィルム加工など、幅広い業種・業界への導入実績を持っています。

同社は顧客の課題整理から解決提案、アフターフォローまで一貫したサポート体制を提供しています。自社の業務にあわせてカスタマイズされた、高機能で使いやすいシステムを実現できるでしょう。

参考価格は500万円からとなっています。

【海外進出編】生産管理システムのおすすめ製品5選

最後に、海外進出する企業におすすめの生産管理システムをご紹介します。

製品名

提供会社

価格

おすすめポイント

EXPLANNER/J

日本電気株式会社

100ユーザー350万円~

複数の工場・事業形態に対応
多言語・多通貨に対応

Smart生産管理システム

株式会社スカイシステム

問い合わせ

多言語・多通貨・多税種に対応
低価格でカスタマイズ可能

生産革新 Fu-jin

株式会社大塚商会

問い合わせ

海外取引先との外貨取引に対応
中小・中堅規模の組立製造業向け

GrowingMIS生産管理システム

村田機械株式会社

問い合わせ

多言語・多通貨に対応
中小・中堅製造業向け

Cloud2Mfg

株式会社Cloud2Works

導入支援費:240万円(参考)

多言語・多通貨に対応
ノーコードカスタマイズ

EXPLANNER/J

日本電気株式会社が提供する「EXPLANNER/J」は、複数の工場・事業形態に対応できる基幹業務システムです。販売から生産、原価、売掛・買掛まで製造業における管理業務を一貫してサポートします。

多言語・多通貨に対応しており、ログインユーザーごとに表示言語を切り替えることもできるため、スムーズに国内外の拠点に展開できる点が特徴です。パッケージをベースとして短期間・低コストでのカスタマイズも対応しているため、自社にあった独自の機能を追加することもできます。

参考価格は100ユーザー350万円からとなっています。

Smart生産管理システム

株式会社スカイシステムが提供する「Smart生産管理システム」は、多言語・多通貨・多税種に対応する生産管理システムです。

顧客それぞれの業務や課題にあわせて低価格でカスタマイズでき、会計システムなど周辺システムと連携できるモデルも用意されてます。また、要件の分析から導入の支援まで、プロパーエンジニアからのサポートを受けられる点もポイントです。

オンプレミス型の参考価格が400万円から、クラウド型は問い合わせとなっています。

生産革新 Fu-jin

株式会社大塚商会が提供する「生産革新 Fu-jin」は、海外取引先との外貨取引に対応した、中小・中堅規模の組立製造業向けの生産管理システムです。

生産管理と販売管理を一体化させたデータ活用が可能で、取引先ごとの外貨設定や社内レートでの邦貨変換、為替決済差損益の自動計算、輸入諸掛の自動按分など、海外企業との取り引きに必要な機能も備えています。また、カスタマイズせずに他システムに登録されたデータの取り込みが可能です。

なお価格は問い合わせとなっています。

GrowingMIS生産管理システム

村田機械株式会社の「GrowingMIS生産管理システム」は、多言語・多通貨に対応した、中小・中堅製造業向けのオンプレミス型の生産管理システムです。

ログインユーザーごとに表示言語をきりかえることができ、販売・購買管理機能では多通貨に対応しているため、海外進出や拠点の立ち上げの際にも迅速にシステムを導入できます。

なお価格は問い合わせとなっています。

Cloud2Mfg

株式会社Cloud2Worksの「Cloud2Mfg」は、多言語・多通貨に対応したクラウド型の生産管理システムです。

初期導入時のカスタマイズを無料で対応しているほか、ノーコードでユーザー自身がカスタマイズすることもできるため、コストを抑えながら自社に最適なシステムを構築できます。幅広い生産形態に対応し、生産管理業務を広くカバーできるシステムです。

価格は問い合わせとなっていますが、導入支援費の参考価格は240万円です。

まとめ

近年は人手不足の解消や競争力の強化のため、製造業においてもDX(デジタルトランスフォーメーション)は避けて通れない道とされています。DX実現のツールの一つが生産管理システムであり、製造現場の業務効率化やQCDの維持・向上に欠かせないものになりつつあります。

しかし、いざDXを始めようとしても、どの課題から手を付ければいいのか、どういったツールを導入すれば業務を改善できるのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

生産管理・生産計画のデジタル化に関するポイントをまとめた資料がありますので、ぜひお役立てください。


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