株式会社システムインテグレータ 製品企画室 担当マネージャー 羽田裕彦
スタートアップの勢いがすごい!
最近はスタートアップが元気ですね。昔はベンチャーとか言ってましたが。世界でも日本でも、既存企業の枠組みを破壊するかの如く、あらたなサービスがどんどん立ち上がっています。
そして、あたらしい概念として“XX”Techという言葉が市場をにぎわせています。FinTechやEdTech、最近はFoodTechなど、かっこいい響きで世界を元気にしてくれています。とはいえ、従来のITを担うSIerだけでなくユーザー企業も負けじとM&Aや新事業企画に経営資源を投入するなどされています。ここ数年で、業界がとても賑やかになってきておるようです。
スタートアップのお給料もすごい!
そんな中、面白いニュースが日本経済新聞様に出ておりました。「スタートアップ転職、年収720万円超 上場企業越え※」とのこと。上場企業といえばかっこいい~と言われた時代も今や昔、すごいことにスタートアップの方の年収が高くなってきてるのだそうです。そしてスタートアップの求人をみると、IT系のスキルであるプログラマーやアーキテクト、セキュリティの専門家などが求められているのはご承知の通りです。以前は社会的ステータスでもあった上場企業で働くということは、変化の激しい今の時代の流れの中ではあまり意味をもたず、最新の技術力を身に着けている人が老若男女問わず労働市場でも求められてきているようです。
※出所:日本経済新聞様
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42688030Q9A320C1MM8000/
上場企業はコンプラアンスやらなにやらいろいろ対応すべきことがあります。一方、スタートアップは機動力が高いため、新しい事業&サービスを素早く立ち上げて、市場を創る&奪うことができます。そしてそのためには、最新のサービスを使って経営者の思いを素早く具現化できるエンジニアが求められているというのは非常に理にかなっていると思います。
スタートアップの人に聞いてみると?(生々しいご意見)
では、本当の採用現場ではどうなっているのでしょうか?様々なレポートが世にあるので、ここからは実際のわたくしの体験でお話ししたいと思います。
最近TOPSICは上場企業だけでなくスタートアップからの引き合いがとても多いです。そしてセールスとして現場の方を訪問していると、たしかにみなさん採用や教育に困っておられます。とりわけ、人が足りないということで採用に力を入れておられます。そしてこれはあくまで感覚値ですが、上場しているSIerやユーザー企業に比べると、特にプログラミング能力を重視しているスタートアップが多いように思います。
そして、本質的には「面接だけではスキルマッチするかどうかわからない」ということが問題のようです。つまり、履歴書にはJava歴何年、Ruby歴何年といった言語習得年数は書いてあるけれども、面接だけでは本当に実力があるのかわからなくて困る、ということのようです。たしかに外国語習得に例えると日本語5年、フランス語3年といわれても読みはできても書けない人、読みはできても会話できない人など、本当のスキルがあるかどうかはわからないということに近いと思います。 [RELATED_POSTS]
スタートアップとプログラマーをつなぐ仕組み TOPSIC
TOPSICは単なるプログラミングの知識を問う仕組みではありません。プログラマーに必要な考える力であるアルゴリズム“力”が問われます。日本語で言い換えると「段取り“力”」となるかもしれません。時間内に稼働するプログラムが書けるか?が問われます。外国語習得に例えると単なる読み書きだけでなく、「外国人と交渉してビジネスを成功させるまで」の“実践”スキルが把握できることに近いかもしれません。
TOPSICを導入いただくことで、経営者の方も本当に志願者にプログラミング能力があるかどうかが簡単に確認できます。そして志願者の方にとっても、コミュニケーションが上手ではなくて面接でうまくしゃべれない方、学歴や経歴があまりフィットしない方でも、本当の実力があれば採用につながることもあるかもしれません。
TOPSICをご利用いただくことによって「本当に実力がある日本のプログラマーの人たちが正当に評価され、イケイケのスタートアップに採用され、事業拡大を下支えする」ことに寄与できればいいな~、と日々妄想しておる次第であります。
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