品質管理システムとは?仕組みやおすすめシステムをご紹介

 2020.11.18  株式会社システムインテグレータ

品質管理システムの導入を検討している企業担当者の方は多いことでしょう。しかし、どのようなシステムを選べばよいか分からず、悩んでいる場合もあるかもしれません。当記事では、そのような方に向けて、品質管理システムの概要や仕組み、おすすめのシステムをご紹介します。 ぜひ品質管理システムを選ぶ参考にしてください。

品質管理システムとは?

「品質管理システム」とは、企業が製品やサービスの品質をよりよくすることを目指し、継続的に改善していくための仕組みのことです。「QMS(Quality Management System)」とも呼ばれています。

そもそもマネジメントシステムとは、経営目標を達成するためのルールのことで、それに基づいて様々な取り組みが行われます。その結果に応じて、取り決めが正しかったのか間違っていたのかを明確にし、間違っていた場合は正しい解決策を検討していきます。

品質管理システムでは、企業によって定められた品質目標や方針を達成するための取り組みを実行し、品質を高めることで顧客満足度の向上につなげることを最終目標とします。

品質管理システムの仕組み

品質管理システムでは、継続的に品質を改善していくために、改善と検証が繰り返し行われる仕組みになっています。顧客から商品に対してのクレームが届いた場合、その問題の原因はどこにあるのかを探し出し、改善する必要があります。また一部分を改善しても、のちにほかの部分で問題点が見つかることもあるでしょう。よりよい品質を求めるためには、常に問題点を改善するだけでなく、次の検証をすることが大切です。

品質管理システムでは、このような作業をPDCAサイクルで回し、継続的な改善が行われるような仕組みが構築されています。「PDCAサイクル」とは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字をとったものです。つまり、計画を立てて実行し、その結果の評価を行い問題点があれば改善する手法のことを指します。PDCAサイクルを継続的に実行することで、問題点をすぐに見つけることができ、その改善もスムーズに行える点がメリットだといえるでしょう。

なぜ品質管理が求められるのか

品質管理を行うことは、顧客満足度向上にもつながると考えられているため、多くの企業で実行されています。製品やサービスの品質向上は、顧客から常に求められています。末永く自社の製品やサービスを選んでもらうためにも、企業は常に品質をよくすることに努める必要があるでしょう。

なお、目指すべき品質は顧客が求めるレベルを超えるくらいを目安とし、具体的には企業によって採算などを考慮しながら決めることがポイントです。

品質管理システムに対する規格

「規格」とは、品質管理システムを構築するためのガイドラインのことで、計画の策定から改善まで、いくつもの要求事項が定められているものです。決まりに沿って品質改善を行うことで、正しい成果を出せるでしょう。何も指標がないまま闇雲に実行しても、なかなか成果を出せず非効率的です。

なお、ガイドラインに基づいてシステムを構築することで、その規格の認証を受けられ、その団体から認められていることを第三者にアピールできるため、より信頼性を高められる点もメリットです。以下でご紹介するものを含め、規格にはあらゆる種類があるため、自社にとって合うものの取得を目指しましょう。

ISO(国際標準化機構)

「ISO」とは「International Organization for Standardization」を略したもので、スイスのジュネーブに本部がある非政府機関です。国際的な取引をスムーズにすることを目的に、製品やサービスを同じレベルにするための国際的な基準とされています。

なおISO規格には、非常口のマークやネジなどのモノに与えられる「モノ規格」のほかに、企業のマネジメントシステムに対しても規格が制定されていて、品質マネジメントシステム(ISO 9001)もその中の1つだといえるでしょう。190ヵ国以上、約120万の組織がこの認証を取得していることからも、世界的な規格であることが分かります。

特に日本では、ISO 9001を取得していることで品質保証の証となり、日本国内の顧客から信頼を得られるだけでなく、欧米諸国への輸出の際に有利になるメリットも含まれているのです。

JIS(日本工業規格)

「JIS規格」とは「Japanese Industrial Standards」を略したもので、工業標準化の促進を目的として工業標準化法に基づいて制定された日本の国家規格です。国際規格のISOやIECを翻訳して作成されている点が特徴です。

規格は、土木や建築、管理システムなど、部門ごとに区分を表すアルファベット1文字と4~5桁の数字の組み合わせで構成され、品質管理システムを表すのは「JIS Q 9000」です。なお、区分は全部で19個存在しています。

SQF(食品安全システム)

「SQF」は「Safe Quality Food」を略したものです。もともとは、1994年にオーストラリアの政府機関によって策定されていますが、2003年に米国の「FMI(Food Marketing Institute:食品マーケティング協会)」が所有・管理するようになり、食品安全・品質管理の認証規格として知られています。

この規格は、認証レベルが3段階に設定されている点が特徴です。具体的には、レベル1は「基礎レベル」、レベル2は「食品安全を対象とした食品安全システム」、レベル3は「食品安全・品質システム」の認証です。レベル1はエントリーレベルで基本要求事項のみが対象ですが、レベル2、3と段階が上がるにつれて、より難易度の高い内容が求められます。

検査工程の自動化なら「AISIA-AD」を検討してみては?

ディープラーニングによる画像認識を使った最先端の外観検査システム「AISIA-AD」は、仕分けや侵入検知、目視チェックなど、製品を出荷するまでに必要な工程について、企業の課題や製品に合わせたAIモデルを構築できる点が特徴です。

このように、AIを使った外観検査システムを導入することで、撮像装置導入から検査工程の自動化をAIが行ってくれるため、品質のばらつきを解消できるでしょう。人による目視では、個人の能力や疲労度合いによって見落としが起きる可能性もあります。システムを導入すれば、そのような問題を防ぐことができ、常に同じスピードと正確性を保ちながら検査を進められます。

なお、サイズや温度などのセンサーデータを利用し、従来通りチェックする検査装置を使用している企業もあります。しかし、この方法では検査範囲が小さくなるため、人による作業が必要となる点がデメリットだといえるでしょう。

まとめ

製品の品質を向上させ、顧客満足度を高めるためにも、品質管理システムは重要な役割を担っています。また、規格の認証を受けることも顧客満足度向上につながるでしょう。

業務効率化やよりよい品質管理を行うためにも、本記事でご紹介した「AISIA-AD」の導入をぜひ検討してみてください。

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