輸送機器製造業では、顧客先(案件)毎の個別仕様に基づいた自由度の高い手配を行う必要があります。
GRANDITでは受注明細単位に製番登録が行え、製番単位にきめ細かい手配処理、工程管理、原価管理(製番別・受注明細別・案件別)を行うことが可能です。
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製造案件に手配を行う部品点数が非常に多く、手配のバラツキ抑制やシビアな原価管理が必須要件となります。GRANDITでは費目単位に製番登録を行い、製番単位での手配処理や原価進捗(予実管理)が行える機能を実装してます。受注明細を引用した製番登録を行うことにより、製番・受注明細・案件(プロジェクト)毎の原価進捗の確認が可能です。
CAD・PDMデータが持つ構成情報を活用し、部品表(E-BOM)投入の手間を簡素化します。このほか、設計上流段階からBOMを活用したバリエーション展開、製造部門と調達部門の双方向連携による省力化などが期待できます。
製番を個別に選択して展開する方法に加え、出図されたものから手配(発注・払出・作業指図)をかけていくサミダレ展開にも対応しています。外製に関しても、指図データを基に発注データを作成したり、部材投入・消費の実績管理などが行えます。
共通品に関しては、受注情報なしで製造ロット番号(見込製番)を登録します。製造完了した時点で共通品倉庫へ倉入れし、保守部品として出荷販売を行ったり、受注製番に在庫引当を実施、製造手配することも可能です。
据付・設置後の保守アフターサービス管理は、契約台帳に基づいた継続契約管理が可能です。煩雑になりがちな保守請求や支払業務、保守更新業務などの効率化を実現します。
GRANDITでは、見積情報を連携したプロスペクト(案件)の情報共有が行えます。営業部署内での案件進捗管理による販売機会の損失防止や製販一体での情報共有が実現できます。