
ビジネス環境は急速に変化し続けています。テクノロジーの進化、市場競争の激化、さらには規制や環境政策の変更など、企業が対応すべき要素は年々増えています。
こうした変化に柔軟に適応できる企業とそうでない企業では、成長スピードに大きな差が生じます。
しかし、目の前の変化に対応するために戦術を調整するだけでは、持続的な競争力を維持することは困難です。
重要なのは、企業のERP及び基幹システムを変化に左右されにくい「柔軟なシステム基盤と標準化された業務運用」として確立することです。
近年、この考え方を反映したシステム導入アプローチとして注目されているのが「Fit to Standard」です。従来の個別最適なシステム構築とは異なり、標準機能を最大限活用しながら業務の最適化を進める手法ですが、これを実現するには、これまでの業務慣習やシステム導入の考え方からの脱却が求められます。
本セミナーでは、近年注目されているシステム導入の考え方について、コンサルタントとベンダーの視点から解説します。
昨今のERP導入市場におけるトレンドや「Fit to Standard」の基本概念を整理するとともに、実際にこの手法を導入している企業の事例を詳しく紹介します。
開催概要
日時:2025年4月22日(火) 14:00~15:00 ※途中参加、退出も可能です
開催方法:オンライン(Zoom)
主催/共催:株式会社システムインテグレータ/株式会社エル・ティー・エス
こんな方におすすめ
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企業の基幹システム運用やDX推進を担う方
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既存システムのカスタマイズが多く、運用やバージョンアップが困難になり、クラウド化やシステム標準化の必要性を感じている方
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業務標準化やプロセスの効率化に関心がある方
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企業の競争力を高めるためのIT戦略に関心がある方
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ERP導入・刷新の最新トレンドや市場動向、成功事例を知りたい方
アジェンダ
14:00~14:05
オープニング
14:05~14:30
コンサルタントが考える基幹システム構想での落とし穴
基幹システム刷新は非常に難易度の高い取り組みであり、プロジェクトを進める際に気を付けなければならない落とし穴がいくつもある、業務変革の難所です。本セクションでは、近年取り組みのキーワードとなっている「Fit to Standard」について、コンサルタントの視点から考察を交えながら、基幹システム刷新を乗り切るために知っておくべきポイントをご紹介します。
株式会社エル・ティー・エス
生田 優依
14:30~14:55
導入ベンダーだから知るFit to Standardの実態
本セクションでは、数多くのERP導入を支援してきたベンダーの視点から、 「Fit to Standardは本当に実現できるのか?」 「導入企業がぶつかる壁とは?」 「成功のために押さえるべきポイントは?」 といったリアルな実態を解説します。Fit to Standardの本質を理解し、自社のシステム導入にどう活かすべきかを考えるヒントをお届けします。
株式会社システムインテグレータ
小泉 智之
14:55~15:00
クロージング
※特定のセッションのみのご参加も可能です。