本記事では決済方法のひとつである、「PayPal」について仕組みやメリット、導入方法をご説明します。
これから導入を検討の際は、ぜひ参考にしてください。
PayPalの仕組み
はじめに、PayPalの仕組みを簡単にご説明します。
PayPalはサービス提供会社であるPayPal社が事業者と消費者の間に入り、オンライン上でクレジットカード決済や銀行決済を安全に行うサービスです。
ECサイトなどの決済方法には、クレジットカードやデビットカード、銀行振込、代金引換、コンビニ支払いなどがありますが、その中でPayPalは世界で最も利用されているモバイル決済サービスです。
PayPalのメリット
ここからは、PayPalのメリットをご説明します。PayPalのメリットは、主に以下の5点が挙げられます。
セキュリティの高さ
PayPal決済は、何といっても安全性の高さが特徴です。
ユーザーの個人情報は、世界最高水準といわれる暗号化キーで保護され、2,000人のPayPal不正対策チームが24時間体制で監視を行っています。
また、PayPalがユーザー情報を管理してくれるため、EC事業者独自でクレジットカードや銀行口座等の情報を保有することがありません。そのため、EC事業者はセキュリティコストがかからない点もメリットでしょう。
銀行支払いにも対応
PayPalは、銀行口座からの支払いにも対応しています。
クレジットカードやデビットカードの登録とあわせると、購入者の支払い方法が増え、利便性が高まります。
入金サイクルの速さ
PayPalは、入金サイクルが早い点も特徴です。
購入者が支払いを完了すると、事業者のアカウントに即時入金がなされます。登録する銀行口座にもよりますが、最短で3日後には現金引き出しが可能です。
仮に新規登録直後であっても、すぐに売上を受け取れるため、資金繰りの心配が少なくなるでしょう。
海外展開しやすい
PayPalは、世界各国の100通貨以上に対応しており、200以上の国々で利用できるサービスです。日本におけるPayPalアカウントで受け取ることができる通貨も20種類を超えています。
クレジットカードの4大ブランドはもちろん、中国の銀聯カードにも対応しており、インバウンドや海外展開を考えている事業者にも適する決済方法です。
小規模サイトでも導入しやすい
PayPalは、小規模事業者でも導入しやすいです。
特に日本では多くの決済方法が乱立しており、ターゲット層に応じたサービスをいくつも用意する必要があるといわれています。
しかし、小規模事業者がそのすべてを導入するのは、管理工数やコスト面を考えると難しいでしょう。しかし、PayPalであれば買い手が利用する決済方法で割合が多い、クレジットカードや銀行振込(引き落とし)に対応しているため、多くのユーザーに対応が可能です。
これも、PayPalのメリットのひとつといえるでしょう。
次章では、PayPalの導入方法をご紹介します。
PayPalの導入方法
PayPalの導入方法はシンプルです。
無料アカウントに登録し、本人確認や初期設定を行うだけで導入することができます。
ECサイトの種類によっては、簡単な連携で済むこともあります。
まとめ
PayPalは、世界で最も利用されている決済方法です。
本記事でご紹介した通り、購入者にとっても、EC事業者にとってもメリットが大きい決済方法だといえるでしょう。
この機会に、PayPalの導入を検討してみてください。
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