導入事例:株式会社両備システムズ 様

高品質なサービスを生み出す3つの“プロ能力”
TOPSICを活用したコンテストで技術力向上へ
役員も参画する組織的な技術者育成計画


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事例のポイント
  • 技術者の“ものづくり能力”を鍛えるソリューションが必要
  • 定期的にアルゴリズムコンテストを実施して知見を共有
  • 役員も参加する組織的な育成施策としてTOPSICを活用

両備システムズは、両備グループのICT部門の中核として幅広いサービスを提供するシステムインテグレーターです。高品質なサービスのためのプロフェッショナルを育成するため、技術力を磨くソリューションとしてTOPSIC-PGを導入しました。独自のアルゴリズムコンテストを開催し、振り返り会で互いの考え方やノウハウを共有しています。役員も振り返り会に参加するなど、組織全体でTOPSICを活用した技術者育成に努めています。

3つの能力を兼ね備えた
プロフェッショナル集団を目指す

両備システムズは、1965年に前身である協同組合岡山電子計算センターが創設されたのち、株式会社岡山電子計算センターとして改組・設立して1973年に改称。2020年に両備グループのICT部門6社を統合し、新生「両備システムズ」としてのビジネスを再スタートしました。地方公共交通を中心に生活産業に関する多様な事業を推進している両備グループ内で、トランスポーテーション&トラベル部門、くらしづくり部門、まちづくり部門、社会貢献部門に並ぶ中核事業である「ICT」部門を統括し、さまざまな領域の顧客へ幅広いICTサービスを提供しています。

同社のテクノロジーソリューションカンパニーは技術力・開発力に秀でており、1970年代から大手事業者のパートナーとしてメインフレームやデータベース、ミドルウェアといったミッションクリティカルなシステムの開発や提供に従事してきました。昨今は、働き方改革や新型コロナウイルス感染症対策などで普及しつつあるテレワークに着目し、テレワークコミュニケーションサービス「RS-CloudOffice」の提供を開始しています。チャット/ビデオ会議/ファイル共有といったチームによる協働作業・コラボレーションをサポートするツールをセキュアな環境で提供しています。

マネジメントセンター センター長補の上村氏は、「当社は、高品質なICTサービスを提供することにこだわりを持っています。そのため私たちは、スペシャリスト能力・マネジメント能力・コンサルティング能力という3つの能力を有したプロフェッショナル技術者であろうと努めています。新しい技術を積極的に取り込み、品質を高めるための作り込み技術を獲得し、ものづくりの能力を有した技術者を育成することが目標です」と述べています。

技術力を底上げするための
アルゴリズムコンテストを開催

3つの能力を兼ね備えた技術者を育成するにあたって、両備システムズの課題の1つが技術・経験の継承にありました。以前からテクノロジーソリューションカンパニー内で独自のテクニカルカンファレンスを開催し、プログラミングコンテストやネットワーク技術コンテストなどの取り組みを実施していました。しかし、自社運営は負荷が高く、継続していくことが難しい状況になっていました。運用負荷を抑えつつ効率よく技術者を育成できる確立された手法が必要でした。

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一方、両備システムズは、2018年から始まったシステムインテグレータの「PG BATTLE」に参加し、競技プログラミングを経験していました。チームを増やして継続参加していたものの成績があまり振るわないため、技術者としての“武器”を持つべきではないかという意見が社内から出始めたのです。そこで、技術者教育のソリューションとなる「TOPSIC-PG」に注目したのです。

「導入の検討を開始して、システムインテグレータに相談したところ、TOPSICの出題内容や解答方法のポイントなどを細かに解説してくれ、他社の活用事例を交えて運用のアドバイスも提供してくれました。これであれば、私たちが抱えている課題を解決できると考え、導入を決意しました」と、プラットフォーム事業部 ビークルビジネス部 ビークル開発グループ リーダーの岡田氏は振り返ります。

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TOPSICを導入したテクノロジーソリューションカンパニーでは、2か月ごとに「アルゴリズムコンテスト」を開催しています。30名ほどの参加者が3問に解答、毎回振り返り会を実施して、解答方法や考え方を解説します。振り返り会には解答者以外の従業員や役員も参加しており、さまざまな技術的思考やノウハウを学んでいます。

抜け漏れなく学べるTOPSIC-PG

講師役でさらなる成長も

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プラットフォーム事業部 データマネジメントビジネス部 データ管理開発グループ スペシャリストの新林氏は、アルゴリズムコンテストの主催者としてTOPSICの取り組みに参画しています。約30名の解答を取りまとめ振り返り会で紹介、正答者に解答方法の解説を頼むこともあります。満点を採った参加者には役員から記念品や賞状を贈呈しているとのことで、組織全体でTOPSICに取り組んでいる様子がうかがえます。

「問題によっては、10通り以上の解答方法が生まれることもあります。それらをまとめていると、同じ解答を目指すプログラミングでもさまざまな考え方や書き方があり、技術者としての視野が広がっていくように感じます。講師役は成長しやすいので、ただ問題に取り組むだけでなく、できるだけ多くの参加者が交代で務められるとよいと考えています」(新林氏)

入社2年目となるデジタルインテグレーション事業部 西日本サービスビジネス部 データ利活用グループ トレーニー 竹内氏も、運営担当としてコンテストに参画しています。振り返り会では、アルゴリズムを検討するうえでのフローチャートなどの資料を作成し、講師役として講義することもあります。

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「学生時代に数理学を修めたため数式にはなじんでいますが、プログラミング自体は入社してから取り組みました。TOPSICは抜け漏れがなく、アルゴリズムのさまざまな側面を鍛えられています。これほどの問題を自社で作成することは困難ですし、出題傾向が偏ってしまいます。実践で学ぶことが多いのは確かですが、TOPSIC-PGを加えることで1ランク上のプログラミングを学んでいる感覚です」(竹内氏)

今後、テクノロジーソリューションカンパニーでは、幅広い従業員にTOPSICを活用した取り組みに参加してもらい、若手・ベテランを問わずエンジニアの強化に努めたいとしています。また近年のITシステムはデータベースとの連携が欠かせず、実務的なプログラミングを学べる「TOPSIC-SQL」の活用も前向きに検討していきたいとしています。

「PG BATTLEは、次もぜひ参加したいと考えています。カンパニー内でドリームチームを作り、よい成績を残せるようにがんばりたいですね」(上村氏)

株式会社両備システムズ様のここがスゴい!
TOPSICを活用したアルゴリズムコンテストは、解答者以外のスタッフも振り返り会に参加し、プログラミングの考え方や取り組みについて学んでいます。多忙で解答できなくても、学べるのはよい方法です。経営層・マネジメント層が積極的に振り返り会に参加して、組織全体として技術力強化に努めている点も見ならうべき姿です。プログラミングは千差万別 ── スタッフも積極的に講師役を努めて、さまざまなノウハウを互いに吸収し合ってほしいですね。

株式会社両備システムズ

企業サイト:https://www.ryobi.co.jp/
従業員数:1,497名(2021年12月現在)
設立:1969年12月
事業内容:公共、医療、社会保障分野および民間企業向けの情報サービスの提供、システム構築、アウトソーシング事業、ソフトウェア開発、ハードウェア販売および保守サービス、ネットワーク構築サービス、データセンター事業、クラウドサービス事業、セキュリティ事業

掲載している企業情報および記事内容は、取材時(2022年5月)のものです。
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