導入事例:ナビプラス株式会社様

オンラインプログラミングによるエンジニア採用の強化と効率化
プログラミングスキル判定で優秀人材の獲得が可能に


オンラインプログラミングによるエンジニア採用の強化と効率化 プログラミングスキル判定で優秀人材の獲得が可能に
事例のポイント
  • ペーパーテストでは測れない応募者の“魅力”の発見
  • 論理的思考力を問う品質の良い問題
  • 採用活動における負担の軽減

機械学習を利用したレコメンデーションやサーチエンジンなど多彩なマーケティングクラウドサービスを提供するナビプラス様に、エンジニア採用におけるTOPSICの活用について伺いました。

導入事例集

会社概要 ナビプラスについて

EC/メディア向けマーケティングツールの提供

ナビプラス株式会社(以下、ナビプラス)は2010年に設立したマーケティングソリューションを展開するIT企業です。株式会社デジタルガレージのグループ会社であり、主にEC/メディア向けのマーケティングクラウドサービスである「NaviPlusシリーズ」や、コンサルティング、機械学習を用いた分析サービスなどの提供をしております。

NaviPlusシリーズは、「NaviPlusサーチ」「NaviPlusレコメンド」「NaviPlusレビュー」「NaviPlusリタゲメール」の4サービスから構成され、累計800サイト超にて利用されております。
例えば「NaviPlusリタゲメール」は、メールなどの施策を簡単に設定することができるツールで、ECサイトを利用したユーザーの検討から購入までを促すことができ、運用に関する負担を減らしながらも最大のパフォーマンスを提供可能なマーケティングクラウドサービスとして打ち出しています。

「様々な業務を兼任しており、マーケティング施策を少ないリソースで頑張らなければいけないというお客様も多くいらっしゃいます。そのような方向けに、カゴ落ち対策をはじめ、確実に効果が上がる鉄板メール施策群を事前に用意させていただき、簡単かつ自動的に配信できるサービスとして企画・開発しました」(梅染氏)

近年は現NaviPlusシリーズの提供だけでなく、新たなクラウドサービスの研究・企画・開発や、顧客の事業に関するコンサルティング、分析支援も行うなど、新規事業にも積極的に取り組んでいます。

優れた人材採用における課題

エンジニア不足及び増員による採用の負担増加

ナビプラスでは近年エンジニアの採用に課題を感じるようになっていました。従来、エンジニア採用においてスキルを測るために、ペーパーテストを実施していましたが、成長に伴う採用人数倍増に加え、昨今のエンジニア不足などによる採用難化もあり、以下などの課題が明確になってきました。

<エンジニア採用の課題>

  • ペーパーテストにおけるコーディング問題作成を社内で実施しているが、問題考案エンジニアの負荷が高い
  • 実環境にてエンジニアが紙にソースコードを書くことはまずないため、実際の力量を測れているかわかりづらい
  • 面接時にペーパーテストを受けてもらうため、応募者と試験監督者の時間的負担が大きい

「最近のエンジニア採用はどの企業も難しくなっているかと思います。業務開発経験年数の少ない若年層のエンジニアが増えているのも理由のひとつだと考えています。経験が豊かであれば、その経歴を見て判断したり、こちらから質問をする範囲も広がったりするのでテスト以外の部分での見極めが比較的やりやすかったのですが、若年層になるとそれが非常に難しいんですね。現在の技術力でなく、今後の伸びしろなどをどう測るか?という点で、従来のペーパーコーディングテストでは限界で、抜本的に改善していかなければならないという考えに至りました」(梅染氏)

オンラインプログラミングによるエンジニア採用の強化と効率化 プログラミングスキル判定で優秀人材の獲得が可能に01ナビプラスでは、国産サービスの中でTOPSICを含む様々な製品を検討し、TOPSICの採用を決定しました。
「実際に検討し、提供されている問題の質が非常に良いということでTOPSICを採用させていただきました。TOPSICの問題はAtCoder社が作成されているそうですが、とても良い問題が多いです。コーディングができるかという観点も重要ですが、少しレベルが上の問題ではアルゴリズムを組み立てなければ解けなくなっており、プログラミング能力・論理的思考力も測ることができ、大変重宝しています」(梅染氏)

高いプログラミングスキルを持つ人材の採用

今まで見逃していた魅力の発見

TOPSIC導入後、ナビプラスでは採用活動で大きな成果を実感しました。

履歴書や経歴書だけでは面接官の判断がつかない応募者に対しても、一度TOPSICで試験を受けてもらうことにより、書類だけでは測ることの難しい論理的思考力や、プログラミング能力を把握することができるようになりました。また、TOPSICはオンラインでテストを実施できるので、応募者は基本的に自宅で受験しています。結果的に、応募者の方ができるだけ慣れた環境で挑戦でき、実力も発揮しやすくなります。なおかつナビプラス側も面接時間が少なくなるため、従来からの課題であった両者の負担を軽減することができました。

「履歴書や経歴書上では自分の魅力を伝えきれないエンジニアの方が実際には多くいらっしゃいます。今までのやり方であれば書類選考だけでは残念ながら見送りになってしまう方であっても、実際TOPSICを受けていただいたところ非常に成績がよく、書類では測れない魅力を発見でき、実際に採用させていただいた方もいらっしゃいます」(梅染氏)

オンラインプログラミングによるエンジニア採用の強化と効率化 プログラミングスキル判定で優秀人材の獲得が可能に02「ペーパーテストの時と採点方法自体はそこまで変わりませんが、より難易度の高いプログラミング問題に対し、より実環境に近い状態で実力を測れるようになりました。ソースコードを見てみると、正しい処理はしているものの重複や無駄な処理などが多くコードが汚い方や、逆に合格点には満たないが、ロジック的には正解でソースコードも綺麗にかけているもののケアレスミスがあり非常に惜しい方もいます。後者の方は面接に進めさせていただくなど臨機応変に対応しています」(梅染氏)

活用度を深める施策へ

採用活動へのTOPSICをさらに展開

現在ナビプラスではサービス統括部のプログラマー採用に限定して、TOPSICを利用しています。そして、よりTOPSICを活用できるような試行錯誤を現在も続けています。

「どの時点で試験を受けていただくかなどはまだ試行錯誤しています。110分のテストなので、いきなり自宅で試験を受けていただくように伝えると尻込みされることもあります。最初に会社の説明をさせていただき、仕事内容や魅力を知っていただいてから試験を受けていただいたり、場合によっては会社で受けていただくこともあります。ここはまだ試行錯誤中ですね」(梅染氏)

面接や試験の方法をより良くするよう検討した結果、応募者の受験率は改善の傾向にあります。また、採用面においては順調で、成果を徐々に感じています。
「毎年、4月からの年間採用計画を立てているのですが、6月時点で今期の要員計画をすでに実現してしまいました。採用した方の中で、TOPSICによって応募者の方の魅力を見つけることができ、内定のご承諾をいただけた方も何名かいらっしゃいます。TOPSICを利用していなければ、まだ採用活動で忙しくしていたと思います」(梅染氏)

現在はプログラマー採用に限定し、TOPSICを利用していますが、今後はデータアナリスト等、他の職種の採用においても活用を検討しております。

新規CTA

ナビプラス株式会社

企業サイトURL:
https://corporate.naviplus.co.jp/
従業員数:47名(2019年6月現在)
設立:2010年1月
事業内容:EC/メディア向けにマーケティングクラウドサービスの研究・企画・開発・提供を行う。コンサルティングや分析事業も展開。

掲載している企業情報および記事内容は、取材時(2019年6月)のものです。
記載されている社名・商品名などは各社の商標登録です。内容の無断複製・転載の一切を禁じます。

TOPSIC ご説明資料