仕掛品とは

 2019.08.09  株式会社システムインテグレータ

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仕掛品とは、製造途中の商品のことを指します。製造途中でも販売できるものは半製品・販売できないものは仕掛品と言います。作りかけのものがどのくらいあるかを金額で出すことで、お金をどれくらい用意しなければいけないかを把握することができ、経営上とても大切なプロセスになります。例えば、お酒を作っている会社があるとします。一番初めの原料となるお米を5万円で購入し、製造から販売まで1年かかる場合、お酒ができあがるまでの1年間を耐えうる資金が必要になります。1年間365日毎日お米を買って仕込むとすれば、醸造庫には365日分の仕込みがあることになります。つまり、5万円×365日で1825万円分の仕掛品が存在し、その資本を用意しなければいけないことになります。

このように、仕掛品を金額で表示することは、初めにどれくらいの資金を用意しておかなければならないかに直結し、商品が売れ始め仕掛品の額を圧縮できれば経営の自由度を測る目安になります。ECサイトで仕入れから製造・在庫管理を一括して行うことで、容易に把握することができます。

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