ショールーミングとは

 2019.08.08  株式会社システムインテグレータ

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ショールーミングとは、消費者が実店舗を訪れ商品を見るも、そこでは買わずにその場で、あるいは後日、ECサイトで同商品を購入することを指します。実店舗を「ショールーム」として使用していることからこう呼ばれます。主に、実店舗よりもネット上で購入する方が、価格が低いという理由からこのような状況が発生します。小売店にとっては、これにより売り上げが減少するという損害があります。また、ECサイトに顧客を流すことになり、そもそも店舗を持たないことで低価格で商品を販売できるECに、さらに有利に働くという点でも実店舗販売に悪影響を及ぼしています。

小売店としては、ポイントカードの発行や、ECでは難しい細かなメンテナンスサービスを実施するなど、対応策を実践しています。また、この状況を逆手にとって、在庫を持たない「ショールーミング専用」の店舗を構え、自社ECサイトに顧客を誘導するブランドも登場しました。
ちなみに、ショールーミングとは逆に、ネット上で商品を見て、実店舗で確認してから購入する消費行動を「ウェブルーミング」と呼びます。

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