健康・医療・介護
画像診断支援
「画像診断支援」でのAI活用のポイント
・画像データから診断対象の特徴量を抽出し、検知精度を向上させる学習ができること
【画像診断支援にAIを活用した事例】
ITmedia エンタープライズの記事によると、アイリスはインフルエンザ濾胞(ろほう)を学習させたAIを内視鏡カメラに組み込むことで、喉の画像からインフルエンザの感染を判定するAI搭載内視鏡カメラの発売を目指しているとのことです。
【出典】「インフルエンザを診断するAI、ディープラーニングで実現へ 医療機器ベンチャー「アイリス」の挑戦」
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1809/18/news018_2.html
健康状態の予測
「健康状態の予測」でのAI活用のポイント
・診断データや生活習慣データの中から精度の高い特徴を抽出し、予測ができること
【健康状態の予測にAIを活用した事例】
日経クロステックのニュース記事によると、倉敷中央病院とNECは健康診断データ(体重、腹囲、血圧、糖代謝、脂質代謝など)や生活習慣データ(運動や食事、飲酒など)を基に分析することで、生活習慣病の判定に関係の深い9種類の検査値を数年後まで予測するそうです。
【出典元】「AIを活用した予防医療で共創、倉敷中央病院とNEC」https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/news/16/082211424/
介護
「介護」でのAI活用のポイント
・動画データから診断対象の特徴量を抽出し、検知精度を向上させる学習ができること
【個人の特徴に合わせた介護にAIを活用した事例】
=事例1=
京都大学の研究成果の記事によると、優しさを伝える介護技術として知られている「ユマニチュード」の技術を、ユマニチュードの熟練介護者と初学者の間で介護者の被介護者に対する「見る」技術の違いをAIで評価する手法を開発したそうです。
【出典元】「優しさを伝える介護技術の習熟度をAIで評価する手法を開発」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2019/190704_1.html
=事例2=
ロボット情報WEBマガジン ロボスタの記事によると、アイオロス・ロボティクス社のAI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」は、物品の運搬や見守りなどの介護業務をAIで自律動作することができるため、介護現場の業務効率の改善を実現できるとのことです。
【出典元】「AI搭載の介護支援ロボット「アイオロス・ロボット」徹底解説!エレベータに乗れて、作業に最適なロボットハンドを自分で交換する」
https://robotstart.info/2018/12/11/aeolus-robot-spec.html