昨今、大きな赤字プロジェクトが減ってきたという声をよく聞きます。その理由は過去の失敗プロジェクトから学んだ背景や、最近は人が足らないことから、受注選別に慎重になっているからと言われています。
そんな中、「QCD(品質・コスト・進捗)は大丈夫だから、新しいテクノロジーの立上げプロジェクトやスピード感を優先しよう!」というムードがあるのも事実です。しかしシステム開発プロジェクトを成功させるためには、QCDをしっかり見て、QCDを守っていくマネジメント強化に立ち戻るべきではないでしょうか?
本セミナーでは、もう一度基本のQCD向上にスポットを当て、システム開発/ITのプロジェクトマネジメントのQCD向上テクニックをみなさまにわかりやすくお伝えしたいと考えております。ぜひ、ご参加ください!
開催概要 | |
---|---|
日時 |
2022年1月26日(水) 10:00~12:00 |
主催・共催 |
株式会社システムインテグレータ、バルテス株式会社 |
参加形式 | ウェビナー(Webセミナー) ※ パソコン、タブレット、スマートフォンから視聴可能 |
定員 |
500名 ※応募多数の場合は先着順とさせていただきます。 |
対象者 |
システム開発部門長、設計・開発担当、PM/PL向け |
費用 | 無料(事前申込制) |
セッション詳細
10:00~10:30
QCDを達成するための品質・テスト戦略
一口にQCDといいますが、実際のプロジェクトにおいては、限られたCD(コストと納期)の中で、Q(品質)を実現しなくてはなりません。テスト専門会社として、年間2,100件以上のプロジェクトに携わるなかで、「上手くいくプロジェクト」には、共通してQCDを達成するための戦略的発想があることに気づかされます。「漏れ抜けなく」しかも「効率的に」品質を確保するためにはどうすればよいのか。上流工程における要求定義と、下流工程におけるテスト設計を中心に、QCD向上の戦略を考察します。

バルテス株式会社
テスト・アライアンス事業部 事業部長 石原 一宏 氏
10:30~11:00
新規開発&運用保守に役立つ設計書テンプレート
「生産性が低い」「品質が悪い」などの課題は下流工程に進むほど発覚します。では下流工程を見直せばよいのでしょうか?答えは「No」です。製品の品質を向上するには上流工程のスキルを高めることが肝要です。本セッションでは上流設計の本質を理解することを目的に、「基本設計と詳細設計の違い」などの基礎的な知識から、良い設計書を書くための設計力向上のポイントを説明します。

Object Browser事業部 マネージャー 後迫 潤
11:10~11:40
プロジェクトを成功に導くためのQCD統合管理とは?
プロジェクト管理の重要な3つの要素「QCD」どれかひとつが欠けても成功とは言えません。しかし、QCDそれぞれの管理を、ExcelやRedmineなどバラバラのツールで管理している現場がまだまだ多くあります。その結果、気づいたら「進捗遅延」「工数超過」「手戻り」など多くの問題・課題が発生してしまっています。複数プロジェクトを抱えるシステム開発会社がどう管理していくべきなのか?統合管理でプロジェクトを成功に導く方法を解説していきます。

株式会社システムインテグレータ
Object Browser事業部 マネージャー 秋山 肇
11:40~12:00
質疑応答