ロングテールとは

 2019.08.09  株式会社システムインテグレータ

新規CTA

ロングテールとは、売れ筋商品の売上高よりも、あまり売れないニッチな商品の売り上げ額の総合計のほうが大きくなるという現象のことです。縦軸に販売数、横軸に販売数の多い順に商品を並べてグラフを作ったとき、販売数の少ない商品の部分がグラフの右側にすっと伸びて、あたかも動物の長い尻尾のように見えるので、「ロングテール」と呼ばれています。アメリカのクリス・アンダーソン氏によって提唱された考え方です。

実店舗は売り場面積に限りがあるため、多種多様の商品を取り揃えるよりは売れ筋商品を中心に陳列することで販売数と販売額を大きくしています。しかし、インターネットを活用したECサイトでは商品ページ(売り場面積に相当)は無制限にあるといえるため、ごくまれにしか売れないような商品でも掲載が可能です。また、検索エンジンの発達により、人目につきにくかったニッチな商品も発見されやすくなりました。このような理由で、ECサイトでは実店舗とは異なる豊富な品揃えによって売上げを伸ばすことが期待されます。

トップ