STPとは

 2019.08.08  株式会社システムインテグレータ

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STPは、1960年代に提唱された代表的なマーケティング手法の一つで、市場を効果的に開拓するために重要な要素を1語であらわしたものです。その要素は、市場を顧客の層やニーズごとに細分化する「セグメンテーション(Segmentation)」、細分化した市場の中から優位にたつ可能性が高くなりそうなセグメントを選び出す「ターゲティング(Targeting)」、顧客に提供する利益を検討してポジションを確立する「ポジショニング(Positioning)」の3つで、各要素をあらわす言葉の頭文字をとって総称したものがSTPです。

マーケティング戦略の構築は、ECサイトを立ち上げてビジネスを行う際にも非常に重要です。STPを上手に活用して顧客が得られるメリットを明確にすることができれば、競合製品との差別化をはかることができるでしょう。また、STPの理論にはマーケティングにおいて重要な要素が詰まっており、その中には消費が多様化した現代においても通用するものがあるので、ECサイトのマーケティング戦略の構築で行き詰まったときはこの手法で基本に立ち返ってみると良いです。

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