ABC分析とは

 2019.08.05  株式会社システムインテグレータ

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ABC分析とは、重要とみなした指標によって商品を分類する方法のことを指します。重点分析と呼ばれることもあります。例えば、商品の販売個数を重要とみなしたとすると、まず、全ての商品について販売個数のリストを作成します。次に並び替えをし、販売個数が200個以上の商品はA、100個以上はB、それ未満はCというようにグループ分けをします。そして、Aの商品については、販売管理や商品管理などにおいて最優先で管理を行っていくようにします。販売個数だけではなく、売上高や利益額を指標としても構いません。

ABC分析で重要なのは、グループ分けをしたあとに管理方法を決定し、実行することです。実店舗では在庫管理にコストがかかるため、Cグループに属する商品は取り扱い中止の決定がなされることもあります。一方、ECサイトでは、在庫管理のコストは抑えられます。また、検索機能があることで、メジャーではない商品も売れます。結果として、Cグループに属する商品の数が非常に多く、全体の売上に与える影響も大きくなっていることがあるため、判断する際には注意が必要です。

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