株式会社システムインテグレータ 製品企画室 横山弘典(@yokoyantech)
はじめに
TOPSICリリース1周年をAtCoderのみなさんとさいたまでお祝いしました。
1年間を振り返る
AtCoderさんは、世界的なプログラミングコンテストの優勝、準優勝の常連さん達が起業して、自らもプログラミングコンテストを開催されている会社です。同社とは業務提携しておりTOPSICで出題される問題はAtCoderさんに作成していただいています。
TOPSICは法人向けサービスとして2018年1月にリリースしました。日本語&英語に対応しており、WEBからの申し込み(契約)も可能なサービスです。リリース時は正直お客様からどういう反応があるか不安な部分もありましたが、AtCoderの皆さんのご協力もあり、大手企業からスタートアップ企業まで順調にユーザー数を伸ばしています。ありがとうございます!
詳細↓
https://products.sint.co.jp/topsic/case
AtCoder社長の高橋さんツイートより(@chokudai)
祝!TOPSIC1周年! pic.twitter.com/RRuD3UOyLS
— chokudai(高橋 直大)🍆🍡 (@chokudai) 2019年1月29日
プログラミングに対する意識が変わってきた?
私個人的な感想ですが、ここ数年、プログラミングの教育や採用に力を入れている企業が増えてきているなと実感しています。
「マネジメント」で世界的に有名な経営哲学者のピーター・F・ドラッカー氏は、著書で「20世紀は資本の時代だったが、21世紀の現代は知恵の時代になる」と説いています。実際、今の世の中を見てみると、膨大な資金がなくても知恵とパソコンさえあれば、規模の小さいスタートアップ企業であっても、GAFAのようなサービスを世界に展開することも可能な時代になりました。AWSやAzureのようなクラウドプラットフォームの登場により、技術革新の速度がますます早くなってきていると実感しています。
AIやIoTなど、クラウドプラットフォームが提供する技術群を組み合わせて、革新的なサービスや製品を生み出すためには、自社の中にプログラムを書ける人材が必要不可欠です。
日本の場合、プログラムが書ける人材はSIerなどシステム開発の会社に集中していることが多く、ユーザー企業と呼ばれる事業会社にはそうした人材が少ないのが実情です。外部から採用するという方法もありますが、人手不足が深刻化している中で、全ての人材を中途採用でまかなうのは難しいかもしれません。
全てを外部から調達するのではなく、すでに採用されている社員の方々を(未経験であっても)プログラムが書けるように教育していくというアプローチもあると私は考えています。
例えば、東急ハンズさんのように、「プログラム未経験の販売員からエンジニアになる」という企業は今後増えていくと考えています。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1711/21/news023_2.html
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TOPSICについて
TOPSICには初心者向けの難易度1から、高度なアルゴリズムを駆使しなければ解くことができない難易度6まで幅広く取り揃えています。プログラマの採用だけでなく、教育にも活用いただけるサービスです。
あらゆる企業でプログラマは外注するという時代から、内製化するという時代に移り変わってきているという背景もあり、今後プログラムが書ける人材はますます求められると思います。そういったニーズにTOPSICはとてもマッチするのではないかと考えております。
これからもTOPSICをどうぞよろしくお願いいたします。
AtCoder社長の高橋さんツイートより(@chokudai)
TOPSIC1周年記念ごはんー!今後ともよろしくお願いしまーす! pic.twitter.com/pIzC8wfC07
— chokudai(高橋 直大)🍆🍡 (@chokudai) 2019年1月29日
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