パーミッションとは

 2019.08.09  株式会社システムインテグレータ

ECサイト構築基本ガイド

パーミッションとは、サーバのアクセス権のことを指します。ただECサイト運営の文脈においては、顧客から、例えばメールマガジンの配信許可などを得ることを「パーミッションを得る」という風にも言うこともあります。

ECサイトなどのインターネット上のWebアプリケーションは、不特定多数のユーザーが1つのシステムにアクセスすることを前提としています。例えば、ウェブ上に開設されたECサイトは、誰でも自由に閲覧可能です。本来、サイト内の画像データやHTMLファイルは、サイトの運営者もしくは作成者が管理しています。万が一、第三者が無断でファイルの削除や変更を行った際には大混乱になりかねません。ECサイトを構築する際には、各ユーザーに与えるべき権限を考えた上で、パーミッションを設定する必要があります。

そもそも英語で許可を意味しているパーミッションは、ファイルシステム上に書き込まれたユーザーごとのアクセス権を指しています。読む・書く・実行の3種類の権限があり、3桁の数字で表記するケースが一般的です。左端にサイト運営者、中央に運営者と同一のグループに所属するユーザー、右端にその他のユーザーの権限を記しています。尚、数字だけでなく、アルファベットを併用しているサイトが大半です。

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