海外向けECサイトを構築するには?

 2021.08.03  株式会社システムインテグレータ

ECサイトはインターネット上に公開されているため、日本国内だけでなく、海外のお客様に向けて商品を販売することもできます。
実際に海外市場で結果を出しているECサイトは多数あり、越境ECは決して珍しいものではなくなっているのです。

そこでこちらでは、海外向けECサイトの構築方法と注意点などを紹介しますは、海外向けECサイトの構築方法と注意点などを紹介します。
ECサイトの事業対象を海外にも向ける予定があるのなら、まずは越境ECの基本情報をチェックしてみましょう。

実際に成功した事例も紹介するので、具体的なプランの立ち上げ時に参考にしてみてください。

ECサイト構築基本ガイド

海外向けECサイトである越境ECとは

海外向けECサイトの「越境EC」とは、国境を越えて通販事業を行っているオンラインショップのことを意味します。
国内と海外の両方を対象にしつつ、主に海外ユーザーの需要に応えるための商品販売を実施しているのが特徴です。

越境ECの市場規模は大きく、経済産業省が2020年に行った「電子商取引に関する市場調査」によると、アメリカと中国の消費者が日本のECサイトから購入した金額はそれぞれ前年比7.9%増加、16.3%増加という結果になっています。

出典:経済産業省 ニュースリリース「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」

越境ECは実店舗の海外進出と違い、インターネット環境のある場所であればどこでも簡単に販売を開始できるのが特徴です。
設備費やテナント費などの初期費用がかからず、接客マニュアル作成などの作業工程も省略できます。

国内だけを対象にしたECサイトは、少子高齢化をはじめとした社会状況を鑑みると一種のリスクを抱えていると見ることもできます。越境ECであれば、比較的容易に海外進出することができ、商圏を拡大することができます。
新規顧客の獲得率や利益率を考えると、国内と合わせて海外市場も積極的に検討するのが良いでしょう。

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海外向けECサイトを構築するには

海外向けのECサイトを構築する際には、いくつかの方法が考えられますサイトを構築する際には、いくつかの方法が考えられます。
具体的に海外向けのECサイトを作成する際には、以下の方法が参考にできるでしょう。
それぞれの詳細を解説するので、まずはどうやって海外向けのECサイトを作れるのかを確認してみてください。

日本国内の海外対応モールに出店する

簡単に海外向けのECサイトを構築するのなら、日本国内にある海外対応モールに出店することが考えられます。
既に知名度と環境が整っているモールを使うことで、高い集客力を活用して海外市場に進出することが可能です。
日本語でのサポートが行われるので、トラブル時にも言語で困ることがない点についてもメリットになります。
多言語の翻訳機能を持つサービスもあり、海外のあらゆる市場に商品を販売していくことも考えられるでしょう。
ECサイトの運営に慣れていない場合などは、日本国内にある海外対応モールを利用するのがおすすめです。

日本国内のモールは使いやすい一方で、手数料が高いなどのデメリットもあります。
また、モールによっては商品の配送を自前のシステムで行わなければならないこともあり、手間やコストを考慮する必要があるかもしれません。
海外への配送は国内向けのものとは異なるため、事前にどのようなシステムになっているのかを確認しておきましょう。

現地の海外モールに出店する

海外で知られている現地の海外モールに出店することも、越境ECの方法の一つです。
日本国内で有名なECモールでも、海外ではマイナーになってしまうケースがあります。
海外の現地で有名なモールであれば、十分な知名度のもとでECサイトを運営できるでしょう。
海外ユーザーからの信頼を得やすくなり、集客力を高くキープしやすいのがメリットです。
長期的に海外の市場にアプローチをしていく地盤を求めるのなら、現地に根付いた海外モールを活用することも考えられます。

一方で、日本語が使えないためコミュニケーションが難しかったり、現地の感覚がわからないとトラブルに発展するリスクがあったりといったデメリットもあります。
事前に現地の言葉が使えるスタッフを担当に任命するなど、対策が必要となるでしょう。
現地の海外モールに直接出店することになると現地法人が必要になるため、それぞれのモールが備えている越境EC専用サービスに出店するのがおすすめです。

海外向け自社ECサイトを構築する

ECサイトを構築できるパッケージを活用し、その道のプロに海外向けのECサイト作成を依頼することも可能です。

パッケージでは自社ECサイトの運営に必要な機能が一通り揃っており、堅牢性を兼ね備えたシステムになってるのが特徴で、スムーズにECサイトの構築を進めるサポートが行えます。

海外向けのECサイト構築時には、その後のメンテナンスなども考慮すると、最初からプロの手によるサポートを導入することにメリットがありますCサイト構築時には、その後のメンテナンスなども考慮すると、最初からプロの手によるサポートを導入することにメリットがあります。
はじめてECサイトを立ち上げるときや、越境ECに関するノウハウがないときは、ECサイト構築パッケージを使ったスムーズな環境構築がもっともおすすめされるでしょうを立ち上げるときや、越境ECに関するノウハウがないときは、ECサイト構築パッケージを使ったスムーズな環境構築がもっともおすすめされるでしょう。

海外向けECサイトを構築する際の検討ポイントをまとめた記事もございますので、こちらも併せてご覧ください。

越境ECサイト構築の検討ポイントとは?

新規CTA
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海外向けECサイトの注意点とは

海外向けのECサイトを構築するときには、事前に注意しておきたいポイントもいくつかあります。
トラブルに発展してしまうことを防ぐためにも、海外向けECサイトならではの注意点を把握することが重要です。
以下を参考に、注意すべきポイントのチェックも進めておきましょう。

法律や制度はもちろん「文化・習慣・言語」に注意

海外向けECサイトの構築をする際には、「法律・制度」「文化・習慣」「言語」といった分野で、それぞれ以下のような注意すべき点があります。

<法律・制度>
EC事業における法律・裁判の適用は現地か第三国かを把握し、プライバシー権など近年話題となっている問題に対応できているか確認します。

<文化・習慣>
日本と越境ECの進出先の文化や習慣がどのように違うのかを確認し、トラブルを起こさないために気を使うべきポイントをまとめておきます。

<言語>
ECサイト上に表示されている言葉が、海外の現地から見ても不自然なものになっていないか確認します。

そのほか、進出先の海外で商品認証などの取得が必要なのかや、原材料表示および原産国表示が済んでいるのかなども確認事項に含まれます。

これらの注意点が確認不足など、現地の法律に引っかかってトラブルが起きる可能性もあります。
トラブルに発展すればその間ECサイトの業務も停止してしまうので、万全の体制を整えておくことが重要です。

多言語対応についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
越境EC化のポイント 効率的に運用可能な多言語対応とは

税関と海外での決済について理解していること

海外向けのECサイトで販売をしていくのなら、税関とその国における決済手段の違いも理解しておくのがポイントです。
国の税関によって輸入が禁止されている物品や、通関での対応、不正対策などの内容が異なります。
出店予定の国のルールは事前に確認し、いざECサイトで事業をはじめても問題にならないように備えておくことが必要です。

そのほか海外向けのEC事業では、関税や消費税の免税の対象になるのか、配送にどれくらいのコストがかかるのかなどもチェックしておくことがおすすめです。
国内で販売をする場合と違う計算が必要になるので、事前のシミュレートがポイントになります。
決済手段の違いや為替による金額の変動、支払いにおけるセキュリティー問題なども海外に合わせて把握することが必要です。
現地で広く使用されている決済手段のチェックや、日本通貨への変換を行うサービスが提供できているかなどの確認を進めておくといいでしょう。

海外向けECサイトで成功している企業を紹介

海外向けのECサイトを構築している企業は多く、成功事例も多く報告されています。
例えば「Yamada LLC」はカメラ関係の商品を取り扱ったECサイトを運営し、アメリカやカナダで越境ECを成功させた事例です。
日本製のカメラはその性能の高さから、海外での需要が高く販売の機会が多かった点が成功につながっています。

甲冑のレプリカを扱う「SAMURAI STORE」も、海外向けECサイトの成功事例の一つです。
甲冑の販売に絞った専門的な販売形式が強みで、リピーターの確保と口コミが広がった結果オンラインショップとして安定した運営ができています。

「DCPエンタープライズ」は、中古のブランドバッグやジュエリーを販売する海外向けECサイトとして成功しています。
実店舗を持ちながら中古商品の買取・販売を行っていて、迅速かつ丁寧な配送で顧客の満足度を高めている点が特徴です。

海外向けECサイトの成功事例を見ると、海外ならではの需要を把握したうえで、安定した環境で販売をすることが成功の鍵になっていると考えられます。
海外の需要を確認する時間を確保し、ECサイトとして安定した環境をスムーズに構築するには、海外向けECサイトに適したサービスの利用がおすすめです。

まとめ

海外向けのECサイトは、国内だけを対象にしたECサイトと比較してチェックすべき項目が増えます。
文化や習慣の違いが原因となって問題が発生するケースも珍しくないので、事前に入念な下調べと準備は欠かせないものとなるでしょう。

海外向けのECサイトをスムーズに構築したいときや、本格的な海外進出に不安を感じているときには、プロに相談することがおすすめです。
海外向けECサイトに求められる多言語対応などについてまとめた資料などもございます。海外進出をご検討されている方はぜひ一度ダウンロードしてご覧ください。

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