OB ER V9.0の新機能

 2017.01.30  株式会社システムインテグレータ

ここでは最新のバージョンでパワーアップした「SI Object Browser ER」の
新機能について紹介します。

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データ移行機能

「SI Object Browser ER Ver.9」では、生産性向上に更に役立つ機能として、
データベース連携機能を強化し、異なるデータベース間でのデータ移行が
簡単に行えるようになりました。

OB ER V9.0の新機能 1

国内主要データベースをカバー

データ移行機能では、以下の国内主要データベースをカバーしてるので、
それぞれのデータベースを移行元、移行先として指定できます。
・Oracle
・SQLServer
・PostgreSQL
・MySQL

同じテーブル名は自動で対応付け

移行元、移行先でテーブル名が同名の場合は自動で対応付けします。
一つずつ対応付けを行わなくて良いので、簡単に移行することができます。
もちろん手動での対応付けも可能です。

外部キー制約、トリガーの制御

データ投入時に障害となる移行先テーブルの外部キー制約、トリガーに対して、
一時的に有効化/無効化を選択することもできます。
データ投入時には不要な外部キー制約やトリガーを動作しないようにできるので
安心してデータを移行することができます。

投入するデータのカスタマイズ

投入するデータはカスタマイズすることができます。
NULL値や固定値の設定したり、指定した文字を設定してマスキング
することも可能なので、データ移行のテストを行う際にも有効です。

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エラーデータのログ出力

投入に失敗したエラーデータはログに出力することができます。
実行後すぐに確認できるので、不備のあるデータの特定に
時間を取られることも少なくなります。

モデル検証機能

データベースに対してモデルの不備を無くして、スムーズに
リバースエンジニアリングを行えるように、
モデルの整合性を検証できるようになりました。

OB ER V9.0の新機能 2

データベースに合致したデータ型が設定されているかチェックする

各属性のデータ型をチェックして、対象データベースで
利用できないデータ型を設定してないか事前に確認することができます。

データベースに合致した日付型デフォルト関数が設定されているかチェックする

各属性のデフォルト値をチェックして、対象データベースで
利用できない日付デフォルト関数を設定していないか
事前に確認することができます。(sysdate,getdateなど)

データベースに合致したオブジェクト名(カラム名)の長さになっているかチェックする

各オブジェクト(属性)の名前をチェックし、対象データベースで
利用できない長さの名前を設定していないか
事前に確認をすることができます。 

その他の追加機能

ストアドリストの追加

モデル内のストアド(プロシージャ・ファンクション)の一覧を
表示できるようになりました。
ストアド(プロシージャ・ファンクション)の管理に有効です。

OB ER V9.0の新機能 3

各種レポート出力の追加

以下のリストをレポート出力できるようになりました。
さらに幅広くExcelファイルとして出力できます。
・オブジェクトリスト
・リレーションリスト
・ストアドリスト

OB ER V9.0の新機能 4

類似名称検索の追加

モデル内で類似文字を使用している属性を検索できるようになりました。
表記揺れのチェックなどにも有効です。

OB ER V9.0の新機能 5

ペースト機能の追加

各画面のグリッド上にExcelからコピー/ペーストできるようになりました。
Excelで管理している情報をスムーズにER図へ反映できます。
・エンティティ画面(属性タブ)
・論理名変換テーブル
・データサイズの見積

SI Object Browser ER 製品紹介資料

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