おすすめのプロジェクト管理ツール9選(クラウド編)

 2017.07.24  株式会社システムインテグレータ

「プロジェクトを成功させるために、プロジェクト管理ツールを導入する」という企業が増えています。

従来のプロジェクト管理といえばExcelなどで行うのが当たり前でしたが、いよいよそれも限界に近づいてきた感が否めません。

おそらく多くの企業や人が、Excelでの管理環境から脱却し、簡単にプロジェクト管理ツールを導入したいと考えていることでしょう。しかし、プロジェクト管理ツールを導入するにも時間とコストがかかるので、確実な導入効果が立証されない限り、導入に踏み込む企業が少ないのもまた事実です。

そこでおすすめしたいのが、“クラウドプロジェクト管理ツール”を導入すること。「クラウドって安かったり、無料なのは最初だけでしょ」という意見もよく耳にしますが、実際は導入コストもランニングコストも、オンプレミスよりも安くなるケースがあります。最近ではサブスクリプションの導入も増えており、定額型で初期導入費は大幅に安くなってきていると感じます。

また、Excelでの管理環境にかかっている管理コストを算出してみれば、クラウドプロジェクト管理ツールの導入がいかにプロジェクト進行に貢献するかがわかるでしょう。Office365を導入し、Excelのバージョンアップをしたら、Excelマクロが動かなくなることは、最近、よくあるトラブルだと感じています。Windows7のサポート終了予定もあり、各企業はパソコンの入れ替えからWindows10の導入、Office365導入を行いますが、お化けExcel(マクロやVBAで動くExcel)は、正常動作をしないこともあり、大きな問題になっています。 

今回はそんな、誰にでもオススメなクラウドプロジェクト管理ツールを9製品、一挙に紹介していきます。ぜひお役立てください。

おすすめクラウドプロジェクト管理ツール

SI Object Browser PM

プロジェクト管理の原典とも言うべきPMBOKSI Object Browser PMフル機能版(OBPM)はそのPMBOKに初めて準拠した製品です。もともとはオンプレミス版で提供されており、20ライセンスあたりの初期コストが約250万円、年間保守費用が約50万円とコストメリットの高い製品です。

そのクラウド版ではプランやユーザー数によって、月額2,500円から6,500円の間を変動します。ユーザー数が多いほどコストは下がっていきます。クラウド利用の容量も無制限となっています。

機能としては工数・原価管理や、タスク管理・スケジュール・進捗管理、ガントチャートだけでなく、メンバー同士のコミュニケーション管理や要員管理もリアルタイムに行えます。「クラウドなのに統合型プロジェクト管理ツール」ということが最大の特徴です。統合するとExcelを大幅に減らすことができます。今回紹介するクラウドプロジェクト管理ツールの中では、比較的安価なのに、最も高性能な製品でしょう。導入支援サービスによるプロジェクトマネジメントの方法も教えてくれます。

OBPMライト版という、その名の通りライトなクラウド版も登場しています。原価管理機能を外し、工数予実、進捗管理や要員管理を中心に利用することで、IT部門導入やプロジェクト導入など簡単に導入することができます、またOBPMライト版製造業向けは、製造業の機械メーカーや新製品開発のプロジェクト管理に導入されており、生産管理システムと連携することもできます。

価格2,500円から6,500/ユーザー

https://products.sint.co.jp/obpm/price

Agilefant

バックログ管理に特化したプロジェクト管理ツールで、タスクやTodoの積み残しを適切に共有することができます。プロジェクトを進行していくと初期計画通りにはいかないため、積み残しになったタスクが生まれていきます。これらのタスクはプロジェクトの合間を見て、処理し使っていかなければなりません。 

Agilefantはバックログを管理することによって、積み残された作業タスクを正しく管理し、円滑なプロジェクト進行を実現します。

価格5ドル49ドル/ユーザー

https://www.agilefant.com/

Backlog

タスク管理、バージョン管理、ガントチャート作成、バーダウンチャート作成、チャットといった機能を中心に、主にソフトウェア開発やアプリ開発、デザイナー向けに提供されている製品です。Agilefantに近い機能を備えていますが、Agilefantと違って日本語化されているのが特徴です。障害管理で利用しているところは、Redmineとも比較的近い使い方のソフトかもしれません。工数・原価ができないことが、システム開発会社が使わないところかもしれません。

価格2,0005万円(スタータープランのみユーザー制限あり。無制限版はありません)

http://www.backlog.jp/

Brabio!

ガントチャート作成を中心としたプロジェクト管理ツールです。直感で操作や登録できる使いやすさで、チームのスケジュール管理やプロジェクト管理など様々なシーンで活用されています。最初はお試しフリープラン(無料)で試用してみて、自社に少しフィットしたら有料プランに切り替えるのがベターです。

価格3,240/10ユーザー

http://brabio.jp/

Jooto

シンプルなタスク管理機能とガントチャート作成・カレンダー表示によって、プロジェクト状況をサポートする製品です。WindowsMaciPadiPhoneAndroidなどのメジャー端末形式に対応しているので、数種類のデバイスが混じった状況でも活用できます。

上位プランでも7,980/100ユーザーという低コストさが魅力です。

価格980円7,980円

Todoist

世界で500万に以上のユーザーがビジネスシーンで使用しているプロジェクト管理ツール。用途は仕事やプライベートを問わず、幅広く利用されています。かなりシンプルな機能で、チーム内でのプロジェクト管理や情報共有でも活用できます。

価格年額3,500/ユーザー

https://ja.todoist.com/

Todous

直感で操作や入力ができるのが特徴。使い方や機能としてはシンプルなので、高度なプロジェクト管理となると、効率化ができないケースがあります。インストールや細かな設定も不要です。

価格月額4,000円24,000円

http://todous.jp/

Trello

1ユーザーあたり月額9.99ドルと低コストにも関わらず、様々なノウハウを機能に実装してるのが特徴です。インターフェースは付箋を貼ったりはがしたリする感覚で操作できるので、初めて進捗管理やプロジェクト管理ツールを利用する方も安心です。ファイルの情報共有にも非常に便利なツールです。2018年と2019年に増えていきそうです。

価格月額9.99ドル20.83ドル/ユーザー

https://trello.com/

Wrike

Wrikeは一つのプロジェクトに関わるチームや社内ごとに利用できる製品です。マーケティングチーム、クリエイティブチーム、プロジェクト管理チーム、商品開発チーム、さらに全チーム共通のインターフェースや英語版も用意されています。(Wikiと名前が似ていますが関係はありません) 

価格月額9.8ドル34.6ドル/ユーザー

https://www.wrike.com/ja/

プロジェクト管理に関するお役立ち資料

クラウドプロジェクト管理ツールを選ぶポイント

機能要件と目的・目標をしっかりと

クラウドプロジェクト管理ツールを選ぶ際の基本は、機能要件に沿って選定していくことです。クラウドはオンプレミスと違って、カスタマイズという柔軟さに欠けているので、できるだけ機能要件に近い製品を選ばなければなりません。業務改革(BPR)をしたとしても、できるだけ現在の業務に近く、標準機能で生産性向上ができないとバージョンアップができません。また、しっかりとPMBOKに準拠して管理したいなど必要要件や実現方法を決めておきましょう。

プロジェクト管理ツールを導入するうえで、目的や目標も忘れてはいけません。

<目的や目標 例>
・バラバラで複数の管理手法を統合、一元化し、やり方を標準化したい。
・Slackではできないプロジェクトチームでのタスクの残管理や、プロジェクト横断したコミュニケーション管理や情報共有を解決したい。
・大きな視点では工数原価管理が目的なのか、進捗管理と要員管理(山積みなど)が目的なのか、品質向上が目的なのか? いずれ利用範囲を広げ、バージョンアップしていきたいのか?

それぞれの目的や目標に合わせ、大きな視点で導入しやすいプロジェクト管理ソフトを探し、しっかり検討してから選んでください。

セキュリティ対策を確認する

クラウドプロジェクト管理ツールのシステム運用はログインしてベンダーが行います。すなわち、セキュリティ対策もベンダーの運用に依存するということです。プロジェクトデータをクラウドにあげることを嫌う顧客もいます。ベンダーのSLA(サービス・レベル・アグリーメント)やセキュリティ体制を事前に、運営会社に確認しておきましょう。

サポート体制の充実さ

先にも述べたようにクラウド管理ツールのシステム運用はベンダーが行います。従って、システム上で何らかのトラブルが発生したときは、ベンダーの最大限のサポート制度が重要です。障害時にハード・データベース・ソフト・ネットワークの切り分けができるのはもちろんですが、予期せぬトラブルが最近多く見受けられます。Windowsのアップデートが自動的に起きてしまい、再起動しなくなることや、データセンターの拡張工事や追加作業ミスによる設備トラブルなどがよくある事故です。サポート体制が充実していないと最悪、業務を止めることにもなりますので、自分自身でサポート体制を重視しましょう。

対応しているブラウザとバージョンを確認する

クラウドプロジェクト管理ツールに限った話ではありませんが、クラウドを提供しているベンダーによって対応しているブラウザとバージョンが異なります。システム運用を効率よく行えるというメリットがあるクラウドですが、対応しているブラウザとバージョンを把握していなかったために、頻繁にバージョンアップ対応をしなければならなくなった企業も少なくありません。

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まとめ

クラウドプロジェクト管理ツールで導入コストと運用料金を抑えれば、今まで断念していた専用ツールの導入も可能です。クラウド導入やサブスクリプション導入できるプロジェクト管理ツールが増えていることも追い風です。ただし、上記で紹介したようにクラウド型にはクラウド型なりの選定ポイントがあるので、注意してご検討ください。

プロジェクト管理ツールを導入する目的は、QCDを高め、プロジェクトを増やし、プロジェクトを成功に導くことです。
「局地的な部分しか見えない」プロジェクト管理ツールが、クラウド型では多いのではないかと感じています。「局地的な見え方」が本当にプロジェクト管理全体の課題解決になるのか、それとも「統合型」にして全社で取り組むことが、真のプロジェクト管理ツール導入の目的ではないか? 検討チームでしっかり話し合い、もう一度、原点に立ち戻り、ご検討いただければ幸いです。

※「局地的」 VS 「統合型」のイラストを用いたわかりやすい資料は弊社:SI Object Browser PM製品ページの「OBPMまるわかりガイド」に記載されています。おすすめのプロジェクト管理ツール9選(クラウド編)にも登場する、クラウド型プロジェクト管理ツールとの比較も登場します!ぜひダウンロードしてください。

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プロジェクト管理ツール:OBPMイラスト図解でよくわかるガイド

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