導入事例: NOK株式会社様

「ツールの仕様書の出来に満足」


NOK株式会社

事例のポイント
  • ノンカスタマイズでも実用的な設計書が作成できる
  • 入力画面も定まっていることで、チーム内のレビュー時間も短縮できる

オイルシール国内No.1の販売実績を持つNOK株式会社は、グループ会社も含み多くの社内システムを内製されています。これらシステムの情報共有のためにSI Object Browser Designer(以下、OBデザイナー)を導入いただきました。導入にあたっての背景や、導入効果についてお話を聞きました。

NOK株式会社について

NOK株式会社(以下、NOK)は自動車のオイル漏れを防ぐ部品である「オイルシール」の開発メーカーとして1939年に誕生しました。 創業以来培ってきた技術力とノウハウでオイルシール国内No.1のメーカーに成長、現在はフレキシブルプリント基板などの電子機器部品、複写機に使用されるロールなど、多種の製造を行うなど、自動車業界にとどまらず、様々な領域で活躍されていらっしゃる企業です。

OBデザイナー導入に至る背景

OBデザイナー 導入に至る背景

NOKは現在、企業単体で3,000人、アメリカやアジア等の海外拠点を含むグループ企業全体で46,000人を超える大企業です。人事システム課の松原さんは、この内、国内グループ8,000人分の考課・査定システムや人事情報検索システム等を、ほぼ1人で開発・メンテナンスされていました。松原さんの高い技術力があるからできることですが、反面「自分しかシステム仕様を把握していないことは問題」と感じていました。組織ができて部下が増えても、メンバーが設計書を全く作っていなかったため、引継ぎもできませんでした。

これらの問題解決のため、現状社内システムを他社パッケージへのリプレイスを検討しましたが、ギャップが多かったためツール採用を諦めかけていました。

「結局、一から設計書をつくるしかない。しかし、Excelでつくるには労力がかかる。何かよい設計ツールはないだろうか?」松原さんがそう考えた時に見つけたツールが、OBデザイナーでした。

OBデザイナー導入の際は無償で一定期間でご利用いただける評価版を提供し、検証いただきますが、松原さんは評価版を使わず導入することを決断しました。その理由は「他に設計書作成に特化したツールがなかったこと、また、部門予算で買える価格だったこと」です。

OBデザイナーを導入後、人事給与システムの設計書作りから始めた松原さんでしたが、いきなり使ってみての感想はいかがだったのでしょうか?高く評価いただいたポイントは以下の2点でした。

OBデザイナーの良い点①:設計書がそのまま使える

一番高く評価いただいた点は、 OBデザイナーが提供する設計書フォーマットでした。「一部の社内システムは委託開発しているものもありましたので、当初は委託先にいただいた設計書の中から良いフォーマットを採用しようと思っていました。

しかし、いざ検討すると、情報過多で採用が難しいのです。その点、OBデザイナーの標準フォーマットは必要な情報だけに絞られており、非常に見やすかったので、こちらをベースにすることにしました。

結果的には、ほぼノンカスタマイズで当社の標準フォーマットにすることができました」と採用の経緯を詳しく教えていただきました。OBデザイナーではフォーマットをカスタマイズすることも可能ですが、標準でもクラサバ・Webなどを問わない汎用フォーマットとなっています。松原さんにもこの点を高く評価しています。

OBデザイナーの良い点②:レビュー時間が短縮できる

OBデザイナーの設計画面
OBデザイナーの設計画面
画面⇒コントロール⇒イベントとタブの順に
情報を入れていくことで、同じ品質で設計できる

また、OBデザイナーで入力が統一できる点も評価いただきました。

現在は人事情報検索システムの設計書をチーム分担で作成していますが、もしExcelで行っていたなら、書き方はバラバラだっただろうと言います。OBデザイナーは入力画面が定まっているため、その心配がありません。「設計レビューの時も、コード体系などの簡単なチェックだけで済みました」と、設計品質が保証できる点にも満足いただいていました。

操作の習熟は必要

設計書や入力の標準化ができる点に満足いただいた松原さんですが、「当初は操作でいくつか迷う点があった」とご指摘を受けました。

項目の拡張方法や、OBデザイナーの入力画面とアウトプットである設計書との対応関係がわからず、戸惑うことがあったようです。これらの不明点は、弊社のサポートに都度お問い合わせいただきながら徐々にマスターし、現在はスムーズにご利用できているとのことです。

OBデザイナーは標準化、品質向上が図れる設計専用ツールですが、従来のExcel/Wordの設計運用より効果を出すためには、いち早く操作方法を身につけることが重要です。SI社では、これらを支援するサポートサービスの他、早期習熟のためのユーザー教育をご用意していますので、今後導入されるユーザー様はぜひこれらサービスの活用もいただきたいと思います。

今後の展望について

最後に今後のスケジュールについて伺いしました。「現在は人事情報検索システムを中心にチームで設計データをインプットしていますが、将来的には考課・査定システム、賃金シミュレーションシステム等の内製システムすべてに適用する」そうです。「設計書を整備することでチーム全体でシステムの仕様把握を可能にすること」がNOKの導入目的です。OBデザイナーには串刺し検索や、共通設計部分をテンプレート化するドメイン機能、影響範囲を調べるクロスリファレンス機能などのメンテナンスコストを削減する機能も搭載されています。これらの機能も活用いただき、期待以上の効果を感じていただけるよう弊社もサポートしてまいります。

NOK株式会社

企業サイトURL:http://www.nok.co.jp/
従業員数:3,085名 (単体)
46,869名(連結)※2015年度末時点
設立:1939年12月
事業内容:シール製品・工業用機能部品・油空圧機器・プラント機器・原子力機器・ 合成化学製品・エレクトロニクス製品・その他の製造・仕入・輸入・販売並びに機械器具設置工事等上記に付帯する業務

掲載している企業情報および記事内容は、取材時(2016年10月)のものです。
記載されている社名・商品名などは各社の商標登録です。内容の無断複製・転載の一切を禁じます。

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