必要な設計とは?設計書の種類を紹介

 2019.09.02  株式会社システムインテグレータ

システム開発業務において設計工程がありますが、設計工程においてどのような種類・成果物が存在するのか。本稿ではシステム開発における設計書の種類を一部ご紹介いたします。

業務フロー

業務システムを構築するには、ユーザの業務の流れを正確に把握する必要があります。
これは新規の開発案件であっても、既存のシステムを改修する案件でも同様の事が言えます。
フローを定めずに作成すると実際の運用フェーズで取り返しがつかなくなるケースがあります。
ユーザと確認し、プロジェクトメンバーにも伝える、そのような役目を持ったドキュメントを業務フローと言います。

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また、業務フローは誰が担当するかによって、大きく異なる為、担当者ごとに分けて作成すると分かりやすいです。

機能一覧表

機能一覧とは、システム化の対象を明確に表す資料です。プロジェクトの初期段階では機能の洗い出しが完璧にはできませんが、全体ボリュームを把握する必要があるので、作成する必要があります。
見積範囲の明確化や、契約時には開発範囲の明確化にも利用できます。また、機能ごとの進捗管理を行う場合などにも活用されます。

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テーブル定義

テーブル定義書とはデータベースのテーブルを定義したものです。
項目名、データ型、キー情報は最低でも定義が必要と言えるでしょう。
下図のように長さや、定義内容などもあるとよりわかりやすい設計書となります。
システムを引き継いだ際にテーブル定義書が無いと、実際のデータ情報から調査等をする必要がありますので、重要なドキュメントの一つです。

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ER図

ER図とはE(エンティティ)とR(リレーションシップ)でデータ構造を視覚的に表現する設計手法です。
下図のようにエンティティを四角、リレーションを線で表し、データの関連性をわかりやすく示すことができます。
よって、データベースが必要なサイトの開発では重要な設計書と言えるでしょう。

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画面遷移図

画面の構成を表す図のひとつで、画面がどのような順番で表示されるか、もしくは画面同士がどのような関連性を持っているのかを示した図解のことです。
Webシステムなどの画面設計を行う場合は必要になる成果物と言えるでしょう。

画面レイアウト・帳票レイアウト

画面レイアウトはユーザにイメージを見てもらって仕様を確認することです。また、詳細設計工程にも流用して使用しますので、プログラミングをする観点での記述様式も取り入れる必要があります。
下記に一部例を挙げております。

  • 表示項目 or 入力項目
  • 数値表示 or 文字表示
  • 半角文字 or 全角文字
  • データ表示の桁数
  • 日付の表示パターン

項目定義書

項目定義書は、画面や帳票イメージと対になる設計情報を指します。画面や帳票レイアウトだけでは実際の画面を作成することは難しいので、下図のような項目定義書を作成します。例えば入出力関係(I/O)や入力項目などであれば最大何桁まで入力可能とするか等の定義も必要になります。

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今回は一部の設計書の種類をご紹介しましたが、まだまだ重要な成果物はありますし、もちろん作成するシステムによっても必要とされる設計書は異なってくるでしょう。反対に不必要な設計書を作成して時間を奪われている可能性もあります。当たり前となりつつある現在の設計書一覧を一度見直してみるのも良いかもしれません。

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