帳票設計書、バッチ設計書を作成する(Vol.4)

 2017.05.09  株式会社システムインテグレータ

機能紹介

OBDZは設計書作成作業をシステム化し、設計工程の合理化・標準化を実現できるツールです。本連載では、設計書ジェネレータ「SI Object Browser Designer(以下、OBDZ)」を使ってソフトウェアの設計書(仕様書、基本設計書、詳細設計書)を作る講座です。

第2回「画面設計書を作成する」にて、画面設計書の出力方法をご説明いたしましたが、 今回は帳票設計書および、バッチ設計書の作成方法をご説明します。

操作方法を覚えるには、実際に製品を触りながら行うのが一番ですので、 OBDZをお持ちでない方はぜひ評価版をインストールの上、お読みください。 以下のURLよりお申込みいただくと、製品のダウンロードURLおよびログインに必要なアカウントが発行されます。https://www.sint.co.jp/products/obdz/trial/trial.html

帳票データの作成

帳票設計書についても、データを作成して設計書を作るという流れは画面設計書と同様ですので、まず、データを作る手順をご説明します。 画面を新規作成したい際は、システムエクスプローラの左ツリーに表示されているシステムの下にある 「画面」を右クリック>「新規作成」で できましたが帳票も同様に、「帳票」を右クリック>「新規作成」で表示することができます。

新規作成画面のヘッダー部分はでは「帳票コード」と「帳票名」、「概要」を入力しますが、画面と同様です。 帳票コードは画面コードと同様、システム上で一意なコードにします。明細部はいくつかタブに並んでいますので、タブごとにご説明します。 

1.帳票タブ

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画面1.帳票タブ

帳票のレイアウトタブと同様です。「画面」タブとほとんど同様のインタフェースになっていますが、 帳票では、左側のツールパレット箇所の「コントロール」の種類が「ラベル」「パネル」「表」「画像」など 帳票に必要なコントロールに限定されています。

また、帳票ではヘッダー、フッターなどのセクションの設定ができます。 新規作成直後は「ページヘッダー」「詳細」「ページフッター」の3種類の枠が表示されています。 各セクションは枠線で区切られており、コントロールの移動は枠線間を移動するだけでできます。 また、セクションを追加/削除するには、レイアウト内を右クリックし、ポップアップメニューより 「ヘッダー/フッターの表示」より選択します。

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アプリケーション設計に関するお役立ち資料

画面2.ヘッダー/フッターの表示設定

「レポートヘッダー」、「ページヘッダー/フッター」、「詳細」は1つしか表示できませんが、「グループヘッダー」は任意の数だけ追加できます。 

2.データソースタブ

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画面3.データソースタブ

帳票独自のタブとなります。抽出元となるデータや改ページ条件などを指定します。 大きく4つのブロックに分かれていますので、それぞれのペインごとに以下の情報を設定します。

・データソース
右側に候補となるテーブル一覧が表示されていますので、帳票が連携するテーブルを選択します。 第2回で説明した「テーブル」情報をもとに一覧表示されます。 項目を選択して「追加」ボタンを押すか、項目をダブルクリックすることで左に移動できます。 左側が選択対象のテーブルとなります。 また、CSVファイルなど、テーブル以外のコントロールと連携する場合は、 「その他」欄に名前を入力して「追加」ボタンを押すことで、追加できます。

・条件
上記データソースから特定の条件で絞り込む場合に記載します。 「部門コードが自社部門」など複数テーブルから取得する場合はテーブルの結合条件などを記載してもよいでしょう。

・セクション情報
「ブレーク条件/ソート順」では出力グループの切り替え条件(例えば、売上一覧表なら得意先や受注日)および、 ページの並び順を指定します。また、切り替えの際に改ページするかどうかも指定します。

・処理内容
バッチを実行するなど、複雑な条件でデータを取得する場合はその処理内容や、備考などの情報があれば記載します。

その他、「イベント」「ロジック」、「クラス」、「補足説明」タブは画面とまったく同じインタフェースとなっています。 また、画面にある「メッセージ」タブはありません。

バッチデータの作成

続けてバッチのデータを作る手順をご説明します。バッチの場合も、システムエクスプローラの左ツリーに表示されているシステムの下にある 「バッチ」を右クリック>「新規作成」で 呼び出すことができます。

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画面4.バッチ画面(モジュール関連図タブ)

バッチの画面に関しては「補足説明」「ロジック」「メッセージ」「モジュール関連図」の4つのタブで構成されます。(画面にある「イベント」タブ、「コントロール」タブはありません。)「ロジック」タブでは、個々のサブプログラムを作成することで、画面と同様、モジュール関連図が自動生成されます。

また、「補足説明」タブはExcel形式のインタフェースとなっていますので、フローチャートを記載することが可能です。

帳票設計書/バッチ設計書の出力

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画面5.レポート出力画面

帳票/バッチデータ作成後は、レポートを生成します。画面設計書と同様、レポート出力画面にて出力ができます。 左側の設計書の種類をすべて選択し、右側で対象の画面/帳票/バッチを選択することで、画面設計書と帳票設計書、バッチ設計書を まとめて出力できます。このとき、左側で「イベント設計書」などの画面にしかない項目、 または「データソース」など帳票にしかない項目をまとめて選択しても問題ありません。 (帳票の場合は、「イベント設計書」の出力はスキップされますので、問題なくまとめて出すことができます。)


また、帳票/バッチ関連のフォーマットのカスタマイズなども同様の手順で実施できます。 レポートのカスタマイズの方法については第3回「設計書をカスタマイズする」をご覧ください。

以上で帳票設計書・バッチ設計書の作成手順をご説明しました。 OBDZでは画面/帳票/バッチ設計書の種類に関係なく、同様の操作方法で帳票やバッチも設計できるのが特長となっています。 これらを別々のアプリケーションで設計されている方は、ぜひOBDZで効率化をはかっていただけたらと思います。

株式会社システムインテグレータ 製品企画室 後迫

SI Object Browser Designer カタログ

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