AIで設計を自動化する!OBDZの設計書リバース機能(vol.33)

 2018.04.12  株式会社システムインテグレータ

本連載は、設計書ジェネレータ「SI Object Browser Designer(以下、OBDZ)」を使ってソフトウェアの設計書(仕様書、基本設計書、詳細設計書)を作る講座です。今回は、現在開発中の『Design Recognition AIサービス(仮)』(以下、Design Recognition AIサービス)をご紹介します。OBDZにご興味があればぜひ評価版をお申込みください。以下のURLよりお申込みいただくと、製品のダウンロードURLおよびログインに必要なアカウントを取得いただけます。

https://www.sint.co.jp/products/obdz/trial/trial.html

AIで設計を自動化できる「AISIADR」遂にリリース!

第31回のブログでも予告していましたが、37日に正式に『AISIA Design Recognition(以下、AISIA-DR)』およびOBDZ最新バージョン18をリリースしました。これまでできなかった既存のExcel設計書からOBDZへスムーズに移行可能となりましたので、操作方法を交えてご紹介します。

AI設計リバースの手順

最新バージョンでは「ファイル」メニュー「レポート取込」が追加されていますのでこちらを選択します。画面1のレポート取込画面が表示されます。

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画面1.レポート取込画面

画面1上部のテキストボックスにて、Excel設計書が格納されたフォルダを選択すると、フォルダ下にあるExcelが一覧に表示されます。当画面にある「レポート取込設定」ボタンよりフォーマットの取込方法の設定もいただけます。

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画面2.レポート取込設定画面
 

アプリケーション設計に関するお役立ち資料

この画面では、「画面レイアウトシートはシート名で定義されているか」、「レイアウトはセルのどの範囲に記載されているのか」「項目定義書の各列にはどのようなプロパティ(桁数、必須など)が記載されているのか」などを指定します。既定では、OBDZのレポート機能で出力したフォーマットであればノンカスタマイズでリバースすることができます。もし、フォーマットが異なる場合も、この画面でカスタマイズすることで取り込みが可能です。また、一覧画面にはExcelだけでなく、画像ファイルもあわせて表示されます。設計書が全くないシステムなどでご利用の場合は、稼働中のシステムからスクリーンショット画像をとることでリバースができます。 

一覧より取り込みたいExcelファイル(または画像)を選択して、 「取込」ボタンを押します。

このタイミングで、クラウド上にあるAISIA-DRのサーバーにアプリケーション画像を送信し、AISIA-DRによる画像解析が行われます。図1はOBDZAISIA-DRの連携イメージ図です。AISIA-DR内部の処理内容については、第31のブログでもご紹介していますのでご覧ください。

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1.Design Recognitin AIのシステム構成


AISIA-DRの解析が終わると、画面3のようなプレビュー画面が表示されます。

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画面3.プレビュー画面
 

画面の左側では、対象の画像内でコントロールと判定された箇所が枠で表示されます。枠はコントロール種類ごとに色分けして表示されます。例えば、赤がテキストボックス、青がラベル、緑がボタンという意味です。一般的なWebアプリケーションやデスクトップアプリケーションであれば高い精度(80%90%以上)の解析できます。また、誤りがある場合も右のグリッド欄の「種類」列または枠が囲まれた箇所を右クリック→コントロール種類の変更より訂正をすることができます。詳しくは後述しますが、訂正をした場合は自動で追加学習が行われ、どんどんと精度が上がる仕組みになっています。

また、Excelからのリバースの場合は、対応するコントロール定義書(項目定義書)の項目を右側グリッドの「名前」列で紐づけることもできます。もし、コントロール定義書と紐づけした場合は、画面レイアウト定義書だけでは解析できない「最大入力桁数」や「必須」などの項目定義情報をあわせてインポートすることができます。

上記設定後は「取込」ボタンを押すことでOBDZの設計データとして格納されます。これだけのステップで設計書リバースが完了です!

自動でAI解析度を上げるアクティブラーニング(追加学習)

また、上記プレビュー画面にて解析結果の訂正や追加を行った場合は内部で追加学習が行われ、次回以降の解析精度があがる仕組みがついています。特にWebアプリケーションにおいてはボタンやテキストボックスのデザインがまちまちですが、そのような場合も追加学習機能により判定できるようになります。追加学習の結果は日時で反映されますが、画面1のレポート取込画面にある「学習データの設定」より、リアルタイムで追加学習結果を反映することが可能です。

Webでの設計AIの認識率を確認できるデモサイト

AISIA-DRの設計リバース機能についてはOBDZ評価版でお試しいただくこともできます(画像数などの制限があります)。また、評価版をインストールせず気軽にAIの解析精度を試すWebサイトもご用意しています。送信した画像データを弊社で保持することもありませんので、各社様の実際のシステムの設計書やスクリーンショット画面でAIの精度をご確認いただければと思います。

https://aisia-dr.sint.co.jp/

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画面4.AISIA-DRデモサイト画面(Web)

lights.png

AISIA-DRの価格について

今回の新機能である設計書リバース(AISIA-DR)はOBDZのオプションサービス(有償)となります。画像数による従量課金制となっています。詳しくは価格ページをご覧ください。


いかがでしたでしょうか。OBDZ移行後はこれまでのブログでご紹介してきたフォーマットの標準化や変更管理(バージョン)、仕様変更の影響範囲検索等、ExcelWordでは解決できない設計工程の課題を解決いただけます。ぜひこれを機に設計工程のシステム化をご検討ください。

Object Browser 事業部 後迫

SI Object Browser Designer カタログ

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