OBDZの設計書サンプル

 2018.02.19  株式会社システムインテグレータ

本連載は、設計書ジェネレータ「SI Object Browser Designer(以下、OBDZ)」を使ってソフトウェアの設計書(仕様書、基本設計書、詳細設計書)を作る講座です。今回は導入で付属している2つのサンプル設計書についてご紹介します。OBDZにご興味があればぜひ評価版をお申込みください。以下のURLよりお申込みいただくと、製品のログインに必要なアカウントを取得いただけます。

https://www.sint.co.jp/products/obdz/trial/trial.html

OBDZの設計書サンプル

OBDZの評価版には、「(サンプル)生産管理システム」「(サンプル)Eコマースシステム」という2つのサンプルシステムがついています。実は、いずれも弊社のパッケージの設計書データを公開したものです。はじめてOBDZをはじめて使う場合「こんな時どうすればいいのか」「こんなことはできるのか」と疑問点が出てくると思いますが、サンプルシステムを見ることで手助けになるでしょう。今回はこれらのサンプルシステムでテクニックを解説します。

生産管理システムの設計書サンプル

製造指示や進捗確認、原価管理などの生産管理に必要な機能をそろえたシステムのサンプルです。生産管理システムの設計書サンプルでは以下のテクニックを使っています。

・複雑に結合したテーブルを四角コントロールで表現

OBDZではグリッド(表)コントロールを用意しておりますが、Webアプリケーションでよくある複数セルを結合したようなテーブルはグリッドコントロールで行うことはできません。そこで、当システムでは四角コントロールを使用して代用しています。

rectangle

画面1.生産管理システム>作業実績入力画面

 一見、四角でつくるのは大変に思えますが、こちらでもご紹介した吸着機能を使えば隣り合うセルは簡単に配置ができますので、素早く作ることが可能です。

 ・マルチ画面タブ(1つの設計書に複数のレイアウトを定義)

OBDZでは1つの設計書内に複数の画面を定義する「マルチ画面タブ」機能があります。当サンプルではタブの中身をマルチ画面タブ機能を使って表示する工夫をしています。このようにシート分けして画面定義いただくことで、各タブを開いた状態で、複数の画面レイアウト定義書を1つの設計書に出力することが可能となります。マルチ画面タブ機能の使い方もこちらでご紹介しています。

multitab画面2.マルチ画面タブ機能の使用例
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設計書フォーマットのカスタマイズ

本システムは社内で開発している生産管理パッケージの設計書をOBDZ化したシステムですが、導入前のExcelと同じフォーマットにしたいという理由でカスタマイズを行いました。

例えば、以下のようなカスタマイズを行っています。

・全般的にヘッダー項目を変更
・表紙に会社ロゴを挿入
・表紙と更新履歴を別ページに分類(デフォルトでは表紙と更新履歴は同一シートとなっている)
・コントロール定義書…項目を変更
・メッセージ定義書…表示項目を変更

03.png

画面3.生産管理システムのサンプル設計書

OBDZのレポートカスタマイズ機能では項目や位置、Excelの背景など一通りカスタマイズができますので、結果的にOBDZ導入前のExcelフォーマットと同様のフォーマットにすることができました。

レポートのカスタマイズ方法についてはこちらでご紹介していますのでご覧ください。

lights.png

生産管理システムの導入事例について

当サンプルは「GRANDIT生産管理アドオン」の社内導入時のときに作成した設計書データのサンプルです。社内のOBDZ導入事例として、導入事例ページでも紹介していますのでご興味があればご覧ください。
https://products.sint.co.jp/obdz/case/sint

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Eコマースシステムの設計書サンプル

生産管理システムは基幹業務寄りのシステムですが、ユーザーが見てわかりやすいシステムのサンプルとしてEコマースのサンプルも用意しています。以下はショッピングカート画面のサンプルです。

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画面4.Eコマースシステムのカート画面のサンプル

このシステムでは以下のようなテクニックを使っています。

Webアプリケーション向けのデザイン

Webアプリケーションのサンプルとなりますが、ボタンなどは既定のコントろおーるを使わず、画像コントロールを代用して、本物に近いシステムにしています。 

・ダミーフラグ

上記のカート画面でも2明細となっていますが、普通に作ると、コントロールタブ以降で重複して表示されてしまいます。そこで、2つめの明細コントロールについてはダミーフラグをONにし、重複で出ないように設定しています。ダミーフラグの使い方はこちらでもご紹介していますのでご覧ください。 

・分類機能

分類機能は画面や帳票ロジックなどをグルーピングする機能です。システムエクスプローラ(ログイン直後の画面)の左下にある分類一覧より分類を新規作成することができます。1つの画面を複数の分類に所属されることも可能です。

当サンプルでも商品系や受注業務などの分類分けをしています。このようにしておくと、システムエクスプローラで絞り込み表示が簡単にできるようになります。また、出力レポートの表紙には「分類名」に所属する分類名が表示されるようになります。

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画面5.Eコマースシステムのシステムエクスプローラ
 

いかがでしたでしょうか。これらのサンプルシステムでは他にもいろいろなテクニックを使っていますので、ぜひOBDZ新規で設計書を作成いただく際は、これらのサンプルを参考にしていただけたらと思います。

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