このトピックでは、SI Object Browser ERを使用してER図を作成するための基本的な操作方法について説明します。
ER図を作成する基本的な手順は、1.エンティティの作成、 2.リレーションシップの定義、 3.フォワードエンジニアリングの実行となります。
まず、エンティティの作成方法から説明します。
■エンティティの作成
1.ツールバーから「エンティティ」をクリックします。
または「挿入」メニュー→「エンティティ」を選択します。
・ツールバーから作成

・「挿入」メニューから作成

2.編集中のモデル上の作成したい箇所でクリックします。
空のエンティティが作成されます。
・エンティティの作成

3.エンティティをダブルクリックします。
エンティティエディタが表示されますので、エンティティ名と、
エンティティに含まれる属性情報(カラム名、データ型、長さなど)を入力します。
また、「主キー」となる項目については主キーのチェックをONにします。
各属性情報の入力が完了後、登録ボタンを押します。
・エンティティエディタ

なお、エンティティエディタにある、 [エンティティ名]、[属性名]は論理名となり、
[テーブル名]、[カラム名]は物理名となります。
実際に物理データベースに反映されるのは、物理名(テーブル名、カラム名)となり、
論理名(エンティティ名、属性名)はER図上のみの情報となります。
論理名はわかりやすい日本語にすると良いでしょう。
また、ER図の表示はツールバーにある論理モデル/物理モデルのコンボボックスで切り替えることが可能です。
・物理モデル/論理モデルの切り替え
「論理モデル」にした場合は、論理名が表示され、「物理モデル」にした場合は、物理名表示となります。
また、「論・物表示」にした場合は、論理名、物理名が併記されます。
・論理モデルで表示

・物理モデルで表示

・論・物表示で表示
■その他機能
その他にもエンティティを作成する上で活用できる、以下のような機能があります。
●ドメイン
ドメインとは、列名やデータ型などの属性定義をテンプレートとしてひとまとめにしたものです。 複数のエンティティに共通で使用する列に関してはあらかじめドメインを作成しておくことにより、効率よくエンティティを作成することができます。
ドメインを作成するにはモデルエクスプローラ上のドメインアイコン上で右クリックし、[新規作成]を選択します。
・モデルエクスプローラのアイコン上で右クリック
ドメインエディタが表示されます。ドメイン名、カラム名、データ型等を設定します。
・ドメインエディタ

ドメイン作成後は、複数のエンティティに適用が可能です。
エンティティにドメインで定義した列を追加するには、エンティティエディタを開き、
ドメイン欄に作成したドメインを指定します。
・エンティティエディタで設定

●サブモデル
複数のエンティティの表示をシート別に分割することができます。
エンティティをサブ機能ごとに別表示したい場合や、エンティティが多くER図が見づらい場合などに使用できます。
サブモデル機能を使用するには、編集中のモデル上で右クリック → [サブモデルの作成]を選択します。
・サブモデルの作成

サブモデルエディタが表示されます。タイトル、サブモデルで使用するオブジェクトを選択します。
・サブモデルエディタ

これで別シートが作成され、選択したエンティティのみが表示されます。
・分割前

・分割後

サブモデル内のエンティティの定義情報を修正した場合は、メインモデルの同エンティティにも反映(同期)されます。